あまくて にがい

「好き」って言って 他に何もいらないから

推しフォトウエディングやってきた話※追記あり

推しフォトウエディングやってきたぞ〜!!!

 

……去年の11月に。笑

本当は推しを、撮った写真に絵師さんに描きこんでもらってからブログまとめようかな〜とぼんやり思ってたんですが、準備するもの知りたいからまとめろよってお友達に言われたので忘れる前にまとめますね(言われなかったら忘れてただろうな)。

 

一応これから推しフォトウエディングをやるかもしれない未来の花嫁さんが読むかもしれないので、どこを選んだとか何を用意したかを書いていけたらと思います。

 

29歳も間近に迫った帰省中に相方(誕生日5日違い)と「来年で30になっちゃうけど20代でやり残したことあるかね」みたいな会話をしていた時に「ウエディングドレス着てないからソロでウエディングフォト撮るのやりたい」と言われ、どうせやるなら推しと結婚したくない?との事で2人で推しフォトウエディングを決行することに決めました。

 

ざっくりとした我々の流れは以下の通り。

2月:推しフォトウエディングを決意

3月:フォトウエディングスタジオのピックアップ

5月:スタジオの方と打ち合わせ&予約

10月:ドレス選び

11月:決行

 

▼3月:フォトスタジオのピックアップ

ソロウエディングフォト」「推しウエディングフォト」などでネットで検索して、経験者のブログやらスタジオのHPやらを見比べて3店舗ぐらいに絞ってから、相方さんと相談して決めました。

結局今回依頼したのはこちらのフォトスタジオ

フォトウェディングアンシャンテ|前撮り、結婚写真、ウェディングフォトならアンシャンテ横浜

決めた理由は、「お友達や家族を呼んでもOKですよ!」と書いてあったところ。ただ写真を撮るだけではなくて、あくまで「結婚式」ごっこがしたかったので、友達を呼びたいのは必須条件でした。因みに頭が悪い自覚はあります。笑

 

▼5月:スタジオの方と打ち合わせ

これ、だいぶ早めに動きすぎたかなと最初は思ったんですけど、ウエディングフォトも混む時期があったり、もちろん土日が予約取りづらかったりと希望の日が狭まる可能性がかなりあるので、早めに打ち合わせが出来るのであればしちゃったほうがいいです。

特に私達の場合は相方が地元から飛行機の距離で移動で1日取られてしまうので、有給使っても4連休が限度。カレンダー的にも調整の必要があり、かなり先を見て打ち合わせを組んでいただきました。

 

実際の打ち合わせは実は東京店の方でアポを取っていて(撮影が横浜店になった理由は後述します)、1人が遠方であったためZoomでの打ち合わせをお願いしました。

打ち合わせの事前予約の欄に配偶者の名前を書く欄があって堂々と「鳳鏡夜」と書いた自分の鋼メンタルは褒めたいところ( ˇωˇ )笑

 

打ち合わせ内容は主に以下

・ざっくりとした撮影の流れ

・事前のドレス選びについて

・プランやドレスなどの詳細な金額

・撮影希望日について

・その他質疑応答

かなりフランクなスタッフさんで、「推しと結婚式がしたいんですが!!」と言う我々にとても真摯に対応してもらいました。

その中で、「2人同時にバラバラの撮影というのは今までしたことが無いのと、友達を呼ぶにあたって東京のスタジオが狭いので、良ければ横浜の一軒家のスタジオがいいかもしれないです。」との助言をいただき、立地的にもそこまで遠くないので横浜店でお願いしました。

あとはこの打ち合わせの時点で希望の日付を第3希望まで出して後ほどメールくださいとのことだったので、相方が東京に来れそうな日程を3つ挙げてメールをし、11月にその時点で決定。

我々の中でイレギュラーだったのは、事前のドレス選びに関して、私はいつでも大丈夫ですが、相方が撮影前日しかスタジオに行けないこと。

なので、10月に私がドレス選びの際にビデオ通話である程度のドレスの種類を教える形で気になるものをいくつか決めておいて、撮影前日に極力最短でドレスを選べるように組んでもらいました。

 

▽6〜9月:ダイエットと推しについて考える+α

日程が決まってからダイエットを開始。結果的に9キロ痩せました。推しってすごい。

あとは、「推しが結婚するのであればどんな式にしようとするかな?」という妄想が地味に楽しかったです。例えば鏡夜さんなら、絶対和服の式はしないだろうな、でも環は着ろっていいそうだな。等……笑

この前後で友人がこの話を聞きつけ、私と相方の「結婚証明書」なるものを作ってくれました。

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全キャラの字体を変えるこだわり(笑)

この証人の名前が2人書けるんですけど、誰にするかを相当悩んだし、作ってくれた友人は友人で、「旦那に〇〇はこんな字じゃない!とダメ出しされた」とオタクに囲まれて笑っていました。友達の旦那もありがとな!!!笑

ほんとにこういうノリに付き合ってくれる友人各位のおかげで今も楽しく生きてます。

 

▼10月:ドレス選び

遂に実際にスタジオに行ってドレス選び。

当日はまさかの土砂降り……なのに、面白いという理由だけでみーさんについてきて貰いました。

着いたらまずタブレットなどで気になるドレスをいくつかピックアップして、実際に着てみます。

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説明と着せ替えのお手伝いをして頂いたスタッフさんがジャニヲタで、オタクとしてキャッキャしながらだったので、着る側も着せる側も何回も着るの結構大変なんですけど非常に楽しかったです。

結局選んだのはこのドレス。

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超余談ですけど私がYouTubeでこの時期ハマっていたアメリカのウエディングドレスを選ぶだけのドキュメンタリー番組、「Say Yes to the DRESS」というのがあって、その番組内でドレスのコーディネーターが「Are you say YES to the DRESS?」って必ず質問して、花嫁が「Yeeeeeeees!!」て答えるんですけどそれがやりたくてみーさんと再現しました。YouTubeで見れるので気になる方は是非。めっちゃ面白いです。【運命の出会い】マイ・ドリーム・ウエディングドレス in USA - YouTube

ドレスが決まったら、ドレス含めた金額(ドレス用下着のレンタル料など)と当日用意にするものやスケジュール、注意事項を書いた紙をいただき、予約分の前金を納めて終了。気になることや不安な点は質問すれば気軽に答えてくれます。

 

そこから当日に向けて、撮影に入れたい小物を集め始めました。私が用意したのは主に以下。

・ドレスに合わせたティアラや手袋のアクセサリー

→購入品はこれ

ベールと手袋はなんかAmazonページ消えてた…

・ペアリング

・グッズや結婚証明書などの小物

 

ティアラや手袋、花束はスタジオの方で用意があるので、そこにお金をかけたくない人は不要でいいかと思います。私は正直用意してもらってるか聞くの忘れてて、もちろん改めて聞いても良かったんですが、どうせなら理想系目指そ〜という気持ちで探しました。理想はロイヤルウェディング()

相方はキャラのジャージ等のグッズ系を用意してました。スタンダードでいくとアクスタなんですが、桜蘭高校ホスト部はそこまでグッズが幅広くないのと、今回は写真の中にイラストを描いてもらおうと決めていたので我々の準備はそれぐらい。推しによってここら辺の小物も無限大に広がりそうでいいですね。もし私の最推しが刀だったら絶対和服で模造刀買ってたし( ・᷄ὢ・᷅ )笑

 

ペアリングに関しては、ちゃんとしたものをサイズを変えて2つ買いたいものの、一生自分では着けない男物の指輪持ってても仕方ないからなあと変に冷静になって悩んでいたところ、女神ゆきんこがお揃い買ってやってもいいよと言ってくれたので、とりあえず2人でペアリングを買い、撮影が終わったあとにそれぞれの私物としました。

私の方が指輪のサイズは上だったのでそれぞれ中指に合わせ、撮影当日はゆきんこの指輪を私が着けた形です。因みにこれをやるとペアリングを買う際もその他色んなところでも、もしかしてビアンカップルか?みたいな扱いをうけます。お伝えするのは大変心苦しいですが(?)我々はただの友人です。

 

▼11月:遂に撮影へ

最初にもありましたが、相方が遠方からの参加となったので、スケジュールは以下で動きました。

1日目:相方が東京へ

2日目:ドレス選びのため横浜へ ついでに横浜泊

3日目:撮影当日

4日目:相方が地元へ帰る

 

特筆すべきは2日目の横浜。ノリで決めた横浜ホテル女子会がめっちゃ最高でしたね。中華街のホテルを私と相方とみーさんで取って、昼間は中華街観光、ドレス選びが終わったら夜は中華街のテイクアウトを買って帰って、ホテルで食べて遊んで、まるでバチェロレッテパーティーみたいな……内容的にはただのオタクでしたけど。

朝ごはんも中華のバイキングだったし、ドレス入らなくなるのやだから少なめに〜!とか言ってたのに全力で食べてました( ˇωˇ )

みーさんは後から参加で大丈夫だったので、軽くつまめるお菓子や飲み物を買って相方とスタジオへ。先に撮影するのは相方だったので各々小物をカメラマンさんやヘアメイクさんに渡したりなど準備を進めていきます。

準備している間にみーさんとゆきんこが到着。「御祝儀持ってきたぞ!!」となにわ男子のデビューCD渡されて爆笑しました。

私のヘアメ中には相方さんの撮影がスタート。カメラマンさんは1人なので、私と相方がスイッチする形で撮影を進めたのですが、ご厚意でふたりの写真も撮ってくれました。

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これどう考えてもうちらが結婚するくない???

なんかよくわからんけどめっちゃ気まずい空気になって爆笑しました。なんでやねん。

プロのカメラマンさんなのでもちろん超綺麗に撮ってくれますが、なんと友達も撮影OKなので友達を呼べた場合は是非撮ってもらった方がいいです。カメラマンさんはウエディングとしての完成度が高い写真を、オタクの友達はオタクとしてオタクが望んでるアングルの写真を撮ってくれます。

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こういうアンティークな携帯カメラだから撮れる写真もありだなあと。普通に見知った人間と話しながら撮ってもらえるのも楽しいし、友達来てくれるのは出来るなら是非やって欲しい。しかも友達なので本気で結婚を祝ってくれます。

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こんな感じで後ろで賑やかしてくれる。

撮影が終わったらドレスを脱いで、ヘアメも自然な感じに変えてくれて私服に戻ります。その後、全データの修正やらなんやらで多分1時間ぐらい待って、お金を払ってデータをもらって終了です!ちなみにすげー豪華な箱でCD-R貰うし、観賞用に思い出のスライドみたいなの作ってもらったんですけど、やっぱり私と相方が結婚したみたいになってて皆で大爆笑しました。

 

金額的にはドレス+全データ+撮影費用諸々で全部で7万ぐらい。ペアリングとか小物含めても10万弱だと思います。ドレスも2着着たいとか、こだわればこだわるほどお金もかかるかと思うので、やりたい人はお財布と要相談と言った所でしょうかね。事前の打ち合わせでドレスの追加金額とかもかなり細かく教えてくれるため、気が済むまで聞いて大丈夫かと思います。

 

帰りは新宿まで帰ってきて皆で鍋を食べた。もはや二次会。とにかくめっちゃ楽しかったし、20代のうちにウエディングドレスを着るというタスクは達成したので万々歳です。

 

因みにイラストを入れてもらう写真はカメラマンさんに「こういう写真を撮りたいんですけど……」と参考のウエディングフォトを出してみたりしました。結局その通りには撮らなかったんですが、カメラマンさんもイメージわくかとおもうので、相手がイマジナリーで自分にしか見えない以上、ある程度参考写真探してみるのもアリかもしれないです。

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これは背景白で非常に見づらいんですが、私には結婚証明書を一緒に持っている鳳鏡夜が見えているという訳なんですね。はい。

イラスト入れて貰えたらまた載せれたらいいな!

 

携帯でパパーッと書いたので誤字脱字あったらすみません。忘れる前にかけて良かった!

推しフォトウエディングはガチ限界夢女子の人ももちろんやって損はないし、私達のように「どうせ着るなら推しと結婚するわ」ノリでも絶対楽しいと思います。安い買い物ではないので、やる前にはじっくり準備して推しのことをたくさんたくさん考えて、素敵なウエディングフォトにしてくださいね。

 

 

最後に、こんな突拍子もないイベントに全力で協力して頂いたアンシャンテ横浜のスタッフの皆様、参加してくれたゆきんことみーさん、一緒に乗っかってくれた相方さん、結婚証明書を作ってくれた友人、現在進行形でめんどくさい依頼を引き受けてくれている絵師の友人、お祝いしてくれたフォロワーの皆様、そしてこれを読んでくれた貴方に最大の感謝を。

 

 

※22年11/22追記

結婚1周年記念ということで完成したお写真を。

(悪用防止のためにめちゃくちゃ文字入れてます)

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撮影時は私にしか見えてなかった旦那が皆さんに見えるようになりました。そして己の写真はバチバチに加工してます。そりゃそう。

絵師さん(てか友達)、本当に忙しい中ありがとう…!

これにて推しフォトウェディング回は完全終了となります。また次回の推し活でお会いしましょう。

 

お読みいただきありがとうございました。