あまくて にがい

「好き」って言って 他に何もいらないから

歌劇『桜蘭高校ホスト部』Fine (ホスミュ)を観劇した記録

以下、劇中のネタバレを含みます。

また筆者の世界で一番好きな作品が桜蘭高校ホスト部のため、かなりメンドクサイ内容となることが予想されます。すべて個人の見解なので、軽い気持ちで捉えていただけると助かります。

観劇がまだの方、原作厨のお気持ち表明がうっとおしい方はバックをお勧めします。

お読みの際は自己責任でお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんかフォルテのときは満足したし内容も似たようなものになるかなって思って書かなかったんですけど、今になってあの時の感情とか支離滅裂でもいいから残しとけばよかったな~とぼんやり思うようになってきたので、今回はぐちゃぐちゃでも残しとこうと思って書き始めました。

Twitterでもさんざん書いたんですが、思い出し箇条書きで感想をつらつらと。

読みにくかったらすみません、こんな場所に晒しておいてなんですが、本人の見返しメモですので…

ちなみに先に書いておきますが、今回は声を大にした不満(自覚あり)はない…ほぼないんですけど、なんで入れた?と思う個所はいくつかあって、それについても言及してます。言及しているんですが不満じゃなくて単純な疑問です。もしかすると制作側では大きい意図があったのかなって思うんですけど私がくみ取れてないだけなのかなと思います。不満じゃないです。大事なので二回言います。

 

さてそれではダイジェストでどうぞ(?)

 

■11~18巻をまとめたスピード感がすごい

単純に、「よくまとめたな」という感想。3作目、これでファイナルです!と発表があった際、「え、どこまでやるの?」という疑問が生まれたぐらいに、体育祭後から最終巻までってすごく濃密で、出来事も多いしキャラの心理描写や変化も多い。初演とフォルテでもなかなかのまとめ方ではありましたが、それでもまだ原作未履修の方でもついてはいけるだろうな~、履修してたら補完が楽しいだろうな~ぐらいだったので。

正直もう変な心配はしていなかったけど、実際見たら「おお、よくまとめたな」とは思いつつ、原作未履修組も大丈夫そ…?と思ってたら初日から周りが大号泣だったので大丈夫そうだった。Twitterで感想見ても大丈夫そうだった。履修の有無関係ないかもしれない(私が.5への原作未履修に対しての信頼がないだけである)。

私は脳内補完しすぎて次にこのセリフかな、アレ来るかな?とか考えまくってたから、うるっとはしたものの面白シーンを先読みで期待しちゃったし、もうなんだか思い出の一部のようで、微笑ましい気持ちになってしまった。紛れもなく青春の温かい記憶のようだった。

 

■舞台が回転寿司

ステアラ刀ステ以降回る舞台を回転寿司って呼んでるんですけど(?)今回もイケメン回転寿司してた。舞台が縦に伸びてる感じで、今までに比べたらぱっと見シンプルだけどすごく面白いな~と思った。情景を変えるために背景のパネルが出てきたり、使い方では部室にも車内にもなる。ああいうの考える人ほんとすごいよねって毎回思う(小並感)。

 

■れんげ大先生の脳内劇場

あれ序盤にあったせいで初日の前半しばらく頭から離れなくて大罪すぎwwwwwwwwwwwしぬwwwwwwwwwwwwwマジで息できないぐらい笑ったしめっちゃ大好きだから、これは誉め言葉なんですけど、解釈違いですwwwwwwwwwwww

あの人マジで夢女子と腐女子の全てを大きく背負いすぎてるwwwww

初日にハルヒが「自分が好きなのはれんげちゃん」ってなったとき会場沸いたしwww

なんか初日の席が2列目で、目の前で鏡夜さんが床殴ってて「ええ…?そんなことある…?」って思いながら笑って、マジ解釈違い(褒めてる)だわ~wwwって思ってたんですけど、よく考えたらアニメで鏡夜さんソファー殴ってたしな…と帰り道で案外解釈違いじゃない可能性を考え、2回目見たときにハルヒのシーンで「あ~、好きな男って受けだよね~わかるよれんげ~」ってなったのでやっぱ解釈違い(やめな)

マジでおもろかったwww鏡夜さんに釘付けだったので早く円盤で全体像が見たいwwww

 

■急に関西弁をしゃべる双子

おもろいを出してくるな急にwwwwwwwすきwwwwwww

あの辺おもろいが詰まってて爆笑した記憶しかないんですけど初日に見た時ポメちゃんがハルヒに差し入れ(ハニーの物理攻撃)したやつもシンプル面白すぎた。

 

■鳳家三人衆(相島さん不在)
なぜか喋らなかったけどガッツリ出てきてくれたの嬉しい~;;;;;(千秋楽で気づいたけどボーイズはマイクなかったのね。)

3人とも鏡夜さんのことが大大大好きなので私も3人が大好き。なぜか喋らなかったけど…そのせいで謎のジェスチャーゲーム強いられてたけどwwwwwあれマジでよく鏡夜さん笑わないなって思ったwww

ところでこういう場合、堀田さんがお留守番タイプが多い気がしたので、相島さんお留守番か~珍しいな~と思いました。多分大半の人からしたらめちゃくちゃどうでもいい気になるポイントです。

 

■ハッピーバースデーの時のガールズ

え…???好き…!!!!!!!!!!!!て感想しかなかった、可愛すぎる。あの衣装にしたの天才すぎる。かわいい。家に飾りたい。かわいい。あの子たち欲しい。かわいい。

あとハッピーバースデーでニュー環と環の闇の部分(?)を同時に組み込めるのは単純に素晴らしいと思った。あれは天才が作ってます。

 

■「鼻からスイカ」のシーン(追記)

絶対絶対絶対入れて!!!って思ってたからこのシーン見れて本当にうれしかった。このシーン、シリアスから一瞬でギャグに変わる感じが桜蘭らしくてすごい好きなんですけど、何より鏡夜さんと環の関係性とか絆がわかりやすく表れているから大好きなんですよね。初日の鏡夜さんの「喉から手だ。使用方法も違う。」のセリフ切れ気味で爆笑したんですけど、最終日はゆっくり呆れるように言ってた気がする、どっちも見れて幸せだった。「おばあさまを悪く言うな…」の環の表情もめちゃくちゃよくて、ああ、これ見れただけでもチケット代以上の価値ある…って思うぐらいここ見れてよかった…。

ちなみに環を見つけたときの一瞬びっくりして呆れる鏡夜さんは未来永劫末代まで語り継ぎたいぐらいかわいかったし、声をかけるときに片足を段差に乗せてるときと乗せてないときがあって、どっちもみれたのでニコニコした。なんかその時の空気感なんだろうな~、生の演劇ってよいね。で、そのあと環を引っ張るために階段を降りるのに、一旦手すりを使って全体重遠心力にゆだねるのも好き。

 

■情緒ジェットコースター

ホスミュに問いたい。情緒と余韻って言葉知ってる…?(褒めてる)

役者さんってすごいよ、なんであの間で泣いて笑ってブチぎれて笑顔で踊れるんだよ…なんでだ…すげーよ…ずっと「ほぉん…( ´ᾥ` )?」って顔しちゃったよ。すんげぇ。特に環の譲氏に怒るところ、すごかった。千秋楽とんでもなく泣いてた。数秒後に笑顔でおばあさまに話しかけてた。役者さんってすごい。

漫画とかドラマCDとニュアンスというかテンション?の違うセリフも多かったけど、これも舞台だから観れたよな〜としみじみ感謝しています。

余談ですが、このまとめを書いてる途中に寂しくなっちゃって漫画も一から読み返したけど足りなくて、ドラマも映画も一周したんですけど足りなくて、実写版映画のファンブックみたいなの引っ張り出してなんとなく読んでたんですけど、映画の監督の方がハンフリー・ボガード的に言うと『バカじゃなければホスト部じゃない、優しくないとホスト部である資格がない』」っておっしゃっていて、ああ、この情緒ジェットコースターと余韻のなさは、すごく体現されているなと改めて感じました。(そのあと赤澤さんも「優しさ」という言葉を使ってらっしゃったので、みんな根底はやっぱりそこなんだ…と再確認もした。)

とにかく優しい物語であり、ちりばめられたシリアスに容赦なく紛れ込んでくるバカな部分。あんなに泣きそうだったのに次に来るシーンのせいでふふふって笑えちゃうのが桜蘭の魅力で、この言葉がすごく腑に落ちる内容だったというか、ああこれが世界観って事なんだなって思えた言葉でした。

 

■箱推しの概念

※お気持ちなので嫌な方は飛ばしてください

これはちょっと愚痴みたいになっちゃうんですけど(結局)、れんげの「箱推しメンバー」発言は別に…なくてもよかったのでは…………?環のためならきっとみんな単推しでも動いたよ、ホスト部が好きなら、環が好きならみんな、絶対動いたよ…?

実際漫画でも男の先輩方まで手伝いに来るわけで、キャスト数の関係上仕方ないなと思いながら、でもわざわざ入れなくても…でも入れたほうがわかりやすいか、オタクってそうだと思われてるのかな…と、めっちゃ考えたんですけどもしかして「箱推し」の概念って世の中アレ?私的にれんげちゃんってハルヒ最推しのホスト部オタクであって、箱推しではないんだけど、世の中はアレを箱推しと呼ぶの?

だとしたらそもそもの考え方の違いだし、オタクの基準ラインは人によって違うから「育つ畑が違ったね」の話で終了である。私の中での箱推しは全メンバー同じ熱量で好きという特殊能力者か、推しは居ないけど世界観が好き、という人の事だから。

友人曰く「わかりやすい最近の言葉を入れただけでは?」みたいな捉え方だったので私がメンドクサイ原作厨なことを日々反省しております。まあ原作知らない人にもわかりやすいよね…たぶん…納得いってないけど(そういうとこやぞ)。

でも、じゃあどの言葉が置き換えるなら適切かって言われたら分からないよね確かに。原作にあった「環様の復活を祈る会」とかだと4人だけかい!とかになりそうだし。しょうがないよね。ここまでデカい声出しといてなんだけど、千秋楽あたりになると結構どうでもよくなってました。でも一応感じたことなので書いときます。円盤届いたあたりに読み返して「何いってんだこいつめんどくさいな…」て私が反省しますように。

ついでにその辺のシーンで言うと「必ず送り届ける」の歌は本当に泣きそうになるぐらいよかった。てか周りはもうその頃は大号泣だったよ。何度聞いても胸が熱くなった~。グッとくる、という言葉がピッタリの歌で、初日の鏡夜さんの背中を向けた光景は数え切れないぐらい何度も何度も反芻してる。

桜蘭だから規模がヘリとか交通規制とか大げさなだけで、根底はどこにでもありふれた友のための青春の思い出であり、きっと本人たちも大人になったら思い出して暖かくなれる記憶なんだろうな、となぜかこちらが噛みしめるほどに素敵な歌でした。

 

■船から車移動の瞬間

船から車に移動するとき双子と環が「大好きだ!」「「僕らもだっ!!」」みたいなシーンが漫画にあるんですけど、目視で確認しました。ちゃんと全力ハグしてたww入れてくれてありがとうww心の中でセリフ足しといた。

 

■鏡夜さんの無自覚

これも疑問なんですけど、私は今作見るまで鏡夜さんの初恋は絶対にハルヒだと思ってて、けれど色んな利害とかを考えた結果、早々に自分で断ち切ったと判断していたんですね(環やホスト部、家のこと…とか)。ただ、今回モリ先輩の「寝耳に水」発言が加わったことにより本当に違ったのかな?の疑問が出てきてしまい…確かにあそこでモリ先輩にしゃべらせたいよな、の気持ちと、本当に必要なセリフはそれだったんか?お?公式として受け取るがいいんだな?の気持ちです。だって鏡夜さんの初恋はハルヒだと思って今まで生きてたんだもん!!!(ヤケ)

実際に本人の気持ちは本人にしかわからないし、それが強がりであっても実際に寝耳に水案件でもまあぶっちゃけなにも変わらないと思うんですけど…鏡夜さんの事が好きすぎるので知りたい。なんなら実は初恋は幼等部とかでもいい。知りたい。

それはそうとハニー先輩が飛び乗るの可愛すぎたし、それを受け止める鏡夜さん好きすぎた。あれ正面だったときまじまじと見てしまった。かわいい。

 

■レビューショー~最後まで

いろんな懐かしい曲を聞けたのも嬉しかったし、当時とは違うメンバーだったのも特別感あってすごくよかった◎

夏だ!海だ!で鏡夜さんとれんげちゃんがペアで踊るときめちゃめちゃお似合いで、毎回私が鏡夜さん好きすぎて胸が締め付けられるんですけど、振りでバックハグになったときのれんげちゃんの表情が毎回可愛すぎて、せつない気持ちを全部すっ飛ばして「れんげ~~~~俺と結婚しよ~~~~~」ってなってた。罪な女やで。とはいえ鏡夜さんもすんごいしっかり抱きしめてて毎回死にそうなので鳳鏡夜夢女は大ダメージは負ってる。強く生きます(?)

個人的にはガールズのミシェル王女の曲がかわいすぎて目の保養だった~;;どこ見たらいいかわからん、可愛い;;全部すき…!!!

あと「同担拒否」のときめっちゃ笑顔で鏡夜さんが譲氏を連れてくるのしぬwwwwwwwwwマジでおもろいwwwwwww千秋楽逃げられずに歓声出ててまたそれも面白かったwww

そして、「ホスミュ」としてきれいな終わり方にまとめてくれたと思います、あの展開は。若干メタいけど(笑)、客席を巻き込んでまできっちり最後まで入れてくれたのは嬉しかったし、最後の最後、ハルヒの歌詞が変わっていて、初日「うわあああ;;」って叫びそうになった。千秋楽は客席も声出てて本当によかった。

「幕を下ろす」という言葉通り、今までと違って最後は緞帳が下りる終わり方で、最後までしゃがんでみんなに手を振るハルヒめちゃくちゃかわいかった。

私にとっても紛れもなく宝物、キャストさんにとっても、誰にとってもそうであってくれたらいいな。

(ここから追記)全然鏡夜さんのこと書いてないじゃんと思って追記(正気です)。すっごい怖い顔でハニー先輩の曲踊ってたのに客降りの瞬間優しすぎる笑顔で手拍子してて心がときめきで死にそうだった。あと中等部の曲の時、「君のように~」の直前までちょっと楽しんで歌ってるぽかったのに一瞬でプチって切れる表情になるのめちゃめちゃよかった。体育祭の時の客降りも見たことないぐらい優しいほほえみだった。そのあとステージに上がったら真顔で、真顔のままニワトリみたいな振付してて可愛すぎた。あれのリピート再生した動画が欲しい。いらっしゃいませの時の他メンバー見てるときの得意げなほほえみも最高によかった。

いらっしゃいませ、楽前にYuさんが「卒業式でも笑顔で歌えるハッピーな曲にした」みたいなことつぶやいておられて、ああ、本当にまさにその通りだったな~って思った。あんなに幸せに泣けて笑える曲をこの世に生み出してくれてありがとうございました本当に…。

 

■パンフレットとかいろいろ

パンフ見てびっくりしたんですけど過去作キャストの方々からも手書きコメントが記載されており、特に同じ役をやってた人もいたので、そんなことできるんだ…という驚きがあったのと、そこまでしてくれるぐらい桜蘭って大切に作られたんだな、という、自分が人生で一番愛した漫画が目に見えて他の人からも愛されている現状を知れて本当にうれしかったです。

全体的に誰目線だよって話だけども…実際桜蘭って私の近い世代は男女問わずみんな読んだことあるし好きなんだけど、少女漫画だからなのか過去のものだからなのか皆にとっては「思春期に読んでた好きな漫画」であり、私の愛が強すぎて毎回「そんなに?」みたいな感じになるから…この重たすぎる愛を分かち合えたことが無い…orz

ビスコ先生がパンフで、「自分の作品を舞台化してもらうという夢を、10年前に完結した作品で叶えられると思ってなかった」みたいなことを書かれていて、いやオタクだってまさか10年前に完結した最推し作品が舞台化するなんて夢にも思ってなかったし、こんなにも大切に作り上げてもらえるとも思ってなかった。

言葉を選ばずに言いますが、3作目にもなるとキャラ完成度等も見慣れてくるので、初演の時のような「環本人じゃん…」「れんげちゃんMVPじゃん…」みたいな感動自体はもうそこまでないのですが、それ以外のところで今回もこの作品がどれだけ愛されていて、大切に作り上げられているかを再確認したし、私も今までよりさらに愛しくなったなって気持ちです。

漫画だとこのストーリーをもっともっと丁寧に細かく読めるので、まだの人は絶対見てほしい。双子の話も環の話も、ハルヒのラストシーンの展開も。ついでに特別編の手前に描き下ろされたおまけの未来予想図社会人鏡夜さんもみて!!!!!!!!!

特に環がお母さんに会うまでのあれやこれやはだいぶ省略されてしまったけど、かなりしっかり構想された話の流れであったのと、鏡夜さんが誰よりもホスト部と環大好きなので本当に全人類読んでほしい(???)

 

■千秋楽を見て

ここの項目以外は楽日までにあらかた書いておいて、追記修正しつつ、ここだけ書き足してます。

まあごちゃごちゃ色々書いたんだけど、とにかく初演の感想と同じで、「ああ、桜蘭って愛されてるんだ」って改めて感じてしまった。感じられてよかった。

譲氏に怒鳴る鏡夜さん、前楽で泣きそうな顔してるなって思ってたけど楽で本当に泣いてて、「ああ、やっぱり青春なんだこれ。」ってストンと胸に落ちた。「送り届ける~」のとこでも書いたけど、ホスト部は私の青春でもあり、彼らの青春でもあって。きっと大人になったときにこのみんなで、「あの時の殿がさ~」「鏡夜もさ~」なんて、お酒でも飲みながら笑って話してくれるような温かい記憶のはず。きっと私も、何年…何十年経ったって思い出す。

そして…大号泣のキャスト、大号泣の客席、鳴り止まない拍手、コール、さらにスタオベアンコール時の大合唱。前楽も初日よりすごく熱量あがってるなって思ったのに、千秋楽はとんでもなかった。あの場にいた誰もが、配信ですらきっと笑って泣いて同じ気持ちで幸せだったんだろうな。私だってそうでした。あの光景を見ることができてよかった。桜蘭高校ホスト部が存在している時代に生まれて、ホスミュがある時代に生まれてよかった。大げさかもしれないけれど、断言できるほどの宝物なので。

山内さんが最後におっしゃった、「ハルヒのセリフで『ホスト部に出会う前の自分を思い出せない』っていうのがまさに重なる」って言ってくれたのも嬉しかった。こんなに幸せにしてくれる物語を愛してくれる人たちが作ってくれて、本当に本当によかった。

 

これで桜蘭高校ホスト部という作品が、また1つ終わりを迎えたのかと思うとすごく寂しいけれど、宝物が増えたような幸せな気持ちもあって不思議な気分です。もっともっと書きたいこととか思い出とかあったはずなのに、数時間前までいた幸せな空間がまだ私のことを包んでて、曖昧というかふわふわもしてる。でも…きっと今までと同じように何年経ってもこの記憶を思い出して、それこそ私が死ぬまでずっとずっと愛していける。こんなに素敵な宝物を増やしてくれたホスミュ関係者の皆様と、ビスコ先生に改めて最大限の感謝を。

 

3年間ありがとうございました。本当におつかれさまでした。

この優しい世界がこの先の未来もずっとずっと続いてくれますように。

 

 

 

 

P.S.

この場を借りて、ホスミュに足を運ぶ訳では無いのに、私を励ましてくれたり、千秋楽に着ていく服を一緒に選びに行ってくれた友人達に感謝します。本当にありがとう。千秋楽連番してくれた友達も、鏡夜さん褒めてくれた友達もみんなありがとう。インスタに疎い私にほぼ毎日里中くんのインスタのリンクを送って「今日の里中鏡夜」コーナーをやってくれた。周りの友達は誰もこんなめんどくさい私を見捨てず、いつも色んなことを手伝ってくれる。ホスト部の世界と同じですごく優しくて、私は恵まれています。

思い返せば初演の時も、みんなからの「あなたの好きな桜蘭、舞台になるよ!」のLINEが始まりでした。Twitterでもちょっと書いたけど、多分神様が出逢わせてくれたんだと思います、この「宝物」と呼べる色んなものに。

幕は下りたけれど、この優しいがいつまでも続きますように。私もそれを繋げていけるように、心の中のホスト部を思い出して頑張って生きていきます。環の端無きが如し!!ww

 

それでは、またいつか!

 

 

今回の目標、7000字以下。全然無理でした。お疲れ様でした。