あまくて にがい

「好き」って言って 他に何もいらないから

現場まとめ2023

気が向いたので現場まとめでも書きます。

 

こちらのブログに移行した数年前、私は当時の推しを自らの意思で降りたばかりで推しがいなくて虚無の最中にいたのに、まさか現場まとめを書けるほどにオタクをやれるようになっていたとは。まあ、とはいえ推しという推しはいないんですけど…( ´ᾥ` )

正確に言うとちょっと前まで推しが居たんですけど、結局そっちも降りたから虚無2周目っていう。てかそこまで来るともはや虚無かどうかも謎だよね〜。

今回記載している現場に関わらず、他人に対してはわかりやすいから推しっていうけど、私の中では推しっていうか…て感じではある。でも1年間幸せで楽しかったのでまとめたい!私の中の推しの定義が重すぎるだけで他人からしたら推しになると思いますが、私の中の推しの定義なので推しというか応援してる人って感じ。鏡夜さんは推しじゃなくて旦那。めんどくさくてごめんなさいねぇ。自覚はあるのよ、反省しないだけで。(なお悪い)

 

今年は初めての海外遠征や大号泣の卒業式までとにかく感情が動いた1年でした。当時を振り返りながらまとめていけたらと思います。

 

1/22 西川貴教ライブツアー(招待)

年明けこれだったわ~!飲み友達に西川さんの歴戦のファンがいて、前々から約束してたんですが連れてってもらいました。わかっていたつもりだけどやっぱりあの人すげぇよ……!!生の声量もパフォーマンスもすべてが圧倒的で、めちゃくちゃ感動したしめちゃくちゃ騒いで帰ってきた!蘭ちゃんの時も思ったけど、やっぱり死ぬまでに有名な人は一通り現場に行ってみたい。連れて行ってくれたお友達もありがと~!!

 

2/5 刀剣乱舞 禺伝 矛盾源氏物語

煌びやか華やか美しすぎて未だに夢にみそうなぐらい。全員股下8キロメートルぐらいあった。顔がちーーーーーーーさい。等身がおかしい。存在が2次元。綺麗すぎてこっちが浄化されそうだった。いま思い出すためにキービジュアル見返してるけどそれだけでも溜息出ちゃうぐらいきれい…。

内容的にも源氏物語だから華やかで色鮮やかで、すごくキラキラしてていつもの刀ステとは違う方向の感動があった。あれは観れるならまた生で観たいぐらい。

 

4/2 刀剣乱舞 映画

見返したらスケジュールに「刀剣乱舞」って入ってて、マジで記憶なくて、刀剣なら絶対みーさんと行くやろ、と思ってLINE遡ったら映画だったわ。そういえばギャルに振り回される長谷部見に行ったわ。映画面白かったな〜!前回は歴史の話だったから時代劇ぽかったけど今回は現代なのもあってより特撮ぽくてどっちも好き。

 

5/13〜15 VCT pacific 韓国遠征

今年一番の大きな出来事といっても過言ではない、人生初の海外遠征…!!チケット取るのもドキドキで、まじ他国のおたく尊敬するわ。見に行った試合も、勝ったらプレイオフが決まる大事な一戦で、最高のオフラインの空気を感じられて本当によかった。4連できたのも大きい。出待ちも頑張った…ほんとに頑張った…。でも仲間がいたから頑張れた!!!この時も、韓国行かないのに海外遠征情報くれたり服選んでくれたり応援ボード作ってくれたり、いろんな友達が手伝ってくれたし、何より一緒に行ってくれた友達も現地集合した友達もいて、準備から帰国まで最高に楽しい遠征だった…!ホテルの近くにT1BASEあったけど人いっぱいで寄れなかったのと、まだまだ行きたいところはあるので24年に叶えて見せます!!

 

6/11.25 Masters Tokyo

世界大会を日本で観れる日が来たのが、始まっても終わっても実感無かったけど最高に楽しかったなー!お酒片手に生の試合見たの最高すぎた。配信で見てた選手がそこにいる…!!!ってなってた。今でも夢だったんじゃないかと思うぐらいあっという間だったし、決勝戦の入場した時の感動も幻か?ってぐらい壮大だった。日本ってあんなにおたく居たんだ(??)スーパープレーの瞬間に会場が沸くあの空気、何回体験しても最高!!って思う。だからなるべくオフライン行きたいって思うんだよ〜。運営には結構ブチ切れたけど〜!!マジで二度と段取り終了前に花道に寄るのを許すな。こっちは席代払って知らんおたくの背中見に来てないんだわ。終わってからだったら全然いいよ。

 

7/19.20 舞台「ダブルブッキング」

前に「こういう舞台があったんだよ」って噂を聞いた時から、見てみたかった!と思ってた舞台で、タイミングよく再演してることに気づいて勢いでチケットを買ったんだけどマジで見に行ってよかった。発想も設定も、天才的なとんでもない舞台をみた。あれは生の演劇でしか出逢えない素晴らしいものだった。タイミングを図って千秋楽の路上も観劇しました。役者さんってすごい、そういうものだけど新宿の路上でも演技していて、さすがに天空旅団は衣装のせいで目立つけど、花屋さんとか照明さんとかもう私服だから紛れまくってて、路上観劇組がいないと知らない人全く気付かないと思う。ちょっとした時間もまったく気を抜かずその役だった。本当にあんなすごいもの観れて幸運だったと思う。最高だった。

 

8/6 刀ステ感謝祭

OPでおびただしい数の刀剣男士が出てきたことと、ステ本丸の審神者の推定年齢が炙り出された記憶しかない(?)本当に感謝祭って感じの盛りだくさんな内容かつ、今までのたくさんのステ刀剣男士が観れて面白かったな。来年の発表もあったけどめちゃくちゃ楽しみ〜!三日月もまんばも、はよ本丸帰ってこい。

 

9/9.10 BoP2023

前回BoPの亡霊をやってたので、「ワイもこれでスッキリしてヒプステ卒業するぞ〜」と軽い気持ちで見に行ったらしっかり亡霊になって帰ってきたBoP23。マジであんなに号泣すると思ってなかったって。千秋楽普通に序盤からボタボタ泣いてた。十四の大好きっす~!で涙出てきて道ダイの揃ったところでまた泣いて、植木さん出てきたときにはもうボロボロだったって。連番も周りも同じ。今までのステの思い出全部出てきて、色々大変だったけど全部楽しかったなって。2月に愛犬死んだ時と同じぐらい泣いた。最後の幕引きもステとして文句のつけようがないぐらいきれいな終わらせ方だった。最高の思い出をありがとう。ヒプステのおかげで今の私の友達がいるみたいなもん。

 

9/17 RAGE

夢のLaz3連かつ、バブ鯖5連。Lazさんのおかげで友達がたくさん増えたんだ〜!と感動の1日でした。で、5連の席の2個隣がLaz鯖で出会ったフォロワーでその奇跡にも爆笑した。みんな本当にありがとう!!!因みにここら辺から「緩く試合を楽しむ」が出来るようになってきた。最初に参加してたRAGEの頃は普通にオタク感覚で一生席を立つタイミング見失ってたのに。適応した。

 

10/1 天翔ける風に(招待)

ご縁あって友達にくっついて見に行かせて頂きました。推しとか関係ない大きなミュージカルを観るのが久しぶりで(てかキンキーブーツ以来か?)、やっぱりミュージカルっていいなー!!と思った。ロシア文学を幕末の話にした、ちょっと難しそうなテーマで観る前まで理解できるか不安だったけどすごく分かりやすくて、歌も迫力がすごくて良かった。

 

10/22 山姥切国広 単独行

銀劇の最前は首が痛い(最初の感想コレ)。最前で観る時間遡行軍はめちゃくちゃ怖い。めちゃくちゃ怖い!!日本刀の歴史の話だったので、前に行った刀剣博物館で知った内容などを思い出したりして、今までと違う感情で刀ステに想いを馳せる事が出来たな、と思います。てか、もうついでだから言うけど今ここで最前引き当てんのかいって話。無欲の勝利とはこのこと。有難いけどね。早く帰ってこい山姥切国広。

 

11/3.5 ヴァロ冬場所

砂かぶり席(概念)は首が痛い…………今年首しか痛めてなくない?1日目は6時間床に座ったり立ったりしただけでしたが、直接ありがとうを伝えられたので良かったです( ´ᾥ` )キュッ 覚えてろよあのイベントスタッフ…お前だけは末代まで呪うからな…。この時も安定のお友達と会えたり連番できたり本当に楽しかった。住んでいるところがバラバラでもここまで仲良くできるってことに感謝だし、マジでみんながいなかったら私一生カスタムでマップのお散歩してただけだっただろうから友達になってくれて感謝感激雨あら……( ^ω^)れ!

 

11/18 立川Valoオフイベ

立川ステージガーデンの事はマジで嫌いです。イベントと試合自体は楽しかったし立川いつもありがとうだし友達にも会えたし美味しい焼肉も食べて帰ったので楽しかったけど、ステージガーデンだけは嫌いです。何回でも言うからな!!!!!

 

12/3.4.10 ホスミュfine

銀劇は2列目も首が痛い…思い返せば去年は平気だったのに!歳か?書いてる今もあの時に帰りたいぐらい最高の現場納めだったな〜!!こっちは最近別途ブログにも書いたので割愛するんですけどぶっちゃけ全然書ききれてない。千秋楽、幕が降りた客席の大合唱の奇跡は一生忘れない。あの空気を生で体感できた幸運に感謝です。

 

 

ヒプの最後もそうだしホスミュの最後もそうだけど、演劇の奇跡みたいな瞬間に立ち会えたこと。ダブルブッキングみたいな最高の演劇を観れたこと。そして、世界トップレベルの試合を何度も生で体感できた奇跡。今年1年はいろんな方向で充実した現場ばっかりだったかと思います。昨年・一昨年で出会えた友達との縁もまた一層深く強くなった感じもあって、なんて幸せ者なんだ私は…と年末に向けて日々考えています。

ただ1つだけ悔いが残るとしたら、ホスミュとRGOド被りで生のnaviとAnge1が見れなかったこと…!!!えーん見たかったよ~;;Mastersも決勝ワンチャン来ないかなって思ってたけどグループステージ敗退の大混戦だったし。いつか見たい!!いつの日か!!Riot頼む!!もっかい日本呼んで!!

来年も今年以上に楽しい1年にしていけたらいいな~!!!

歌劇『桜蘭高校ホスト部』Fine (ホスミュ)を観劇した記録

以下、劇中のネタバレを含みます。

また筆者の世界で一番好きな作品が桜蘭高校ホスト部のため、かなりメンドクサイ内容となることが予想されます。すべて個人の見解なので、軽い気持ちで捉えていただけると助かります。

観劇がまだの方、原作厨のお気持ち表明がうっとおしい方はバックをお勧めします。

お読みの際は自己責任でお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんかフォルテのときは満足したし内容も似たようなものになるかなって思って書かなかったんですけど、今になってあの時の感情とか支離滅裂でもいいから残しとけばよかったな~とぼんやり思うようになってきたので、今回はぐちゃぐちゃでも残しとこうと思って書き始めました。

Twitterでもさんざん書いたんですが、思い出し箇条書きで感想をつらつらと。

読みにくかったらすみません、こんな場所に晒しておいてなんですが、本人の見返しメモですので…

ちなみに先に書いておきますが、今回は声を大にした不満(自覚あり)はない…ほぼないんですけど、なんで入れた?と思う個所はいくつかあって、それについても言及してます。言及しているんですが不満じゃなくて単純な疑問です。もしかすると制作側では大きい意図があったのかなって思うんですけど私がくみ取れてないだけなのかなと思います。不満じゃないです。大事なので二回言います。

 

さてそれではダイジェストでどうぞ(?)

 

■11~18巻をまとめたスピード感がすごい

単純に、「よくまとめたな」という感想。3作目、これでファイナルです!と発表があった際、「え、どこまでやるの?」という疑問が生まれたぐらいに、体育祭後から最終巻までってすごく濃密で、出来事も多いしキャラの心理描写や変化も多い。初演とフォルテでもなかなかのまとめ方ではありましたが、それでもまだ原作未履修の方でもついてはいけるだろうな~、履修してたら補完が楽しいだろうな~ぐらいだったので。

正直もう変な心配はしていなかったけど、実際見たら「おお、よくまとめたな」とは思いつつ、原作未履修組も大丈夫そ…?と思ってたら初日から周りが大号泣だったので大丈夫そうだった。Twitterで感想見ても大丈夫そうだった。履修の有無関係ないかもしれない(私が.5への原作未履修に対しての信頼がないだけである)。

私は脳内補完しすぎて次にこのセリフかな、アレ来るかな?とか考えまくってたから、うるっとはしたものの面白シーンを先読みで期待しちゃったし、もうなんだか思い出の一部のようで、微笑ましい気持ちになってしまった。紛れもなく青春の温かい記憶のようだった。

 

■舞台が回転寿司

ステアラ刀ステ以降回る舞台を回転寿司って呼んでるんですけど(?)今回もイケメン回転寿司してた。舞台が縦に伸びてる感じで、今までに比べたらぱっと見シンプルだけどすごく面白いな~と思った。情景を変えるために背景のパネルが出てきたり、使い方では部室にも車内にもなる。ああいうの考える人ほんとすごいよねって毎回思う(小並感)。

 

■れんげ大先生の脳内劇場

あれ序盤にあったせいで初日の前半しばらく頭から離れなくて大罪すぎwwwwwwwwwwwしぬwwwwwwwwwwwwwマジで息できないぐらい笑ったしめっちゃ大好きだから、これは誉め言葉なんですけど、解釈違いですwwwwwwwwwwww

あの人マジで夢女子と腐女子の全てを大きく背負いすぎてるwwwww

初日にハルヒが「自分が好きなのはれんげちゃん」ってなったとき会場沸いたしwww

なんか初日の席が2列目で、目の前で鏡夜さんが床殴ってて「ええ…?そんなことある…?」って思いながら笑って、マジ解釈違い(褒めてる)だわ~wwwって思ってたんですけど、よく考えたらアニメで鏡夜さんソファー殴ってたしな…と帰り道で案外解釈違いじゃない可能性を考え、2回目見たときにハルヒのシーンで「あ~、好きな男って受けだよね~わかるよれんげ~」ってなったのでやっぱ解釈違い(やめな)

マジでおもろかったwww鏡夜さんに釘付けだったので早く円盤で全体像が見たいwwww

 

■急に関西弁をしゃべる双子

おもろいを出してくるな急にwwwwwwwすきwwwwwww

あの辺おもろいが詰まってて爆笑した記憶しかないんですけど初日に見た時ポメちゃんがハルヒに差し入れ(ハニーの物理攻撃)したやつもシンプル面白すぎた。

 

■鳳家三人衆(相島さん不在)
なぜか喋らなかったけどガッツリ出てきてくれたの嬉しい~;;;;;(千秋楽で気づいたけどボーイズはマイクなかったのね。)

3人とも鏡夜さんのことが大大大好きなので私も3人が大好き。なぜか喋らなかったけど…そのせいで謎のジェスチャーゲーム強いられてたけどwwwwwあれマジでよく鏡夜さん笑わないなって思ったwww

ところでこういう場合、堀田さんがお留守番タイプが多い気がしたので、相島さんお留守番か~珍しいな~と思いました。多分大半の人からしたらめちゃくちゃどうでもいい気になるポイントです。

 

■ハッピーバースデーの時のガールズ

え…???好き…!!!!!!!!!!!!て感想しかなかった、可愛すぎる。あの衣装にしたの天才すぎる。かわいい。家に飾りたい。かわいい。あの子たち欲しい。かわいい。

あとハッピーバースデーでニュー環と環の闇の部分(?)を同時に組み込めるのは単純に素晴らしいと思った。あれは天才が作ってます。

 

■「鼻からスイカ」のシーン(追記)

絶対絶対絶対入れて!!!って思ってたからこのシーン見れて本当にうれしかった。このシーン、シリアスから一瞬でギャグに変わる感じが桜蘭らしくてすごい好きなんですけど、何より鏡夜さんと環の関係性とか絆がわかりやすく表れているから大好きなんですよね。初日の鏡夜さんの「喉から手だ。使用方法も違う。」のセリフ切れ気味で爆笑したんですけど、最終日はゆっくり呆れるように言ってた気がする、どっちも見れて幸せだった。「おばあさまを悪く言うな…」の環の表情もめちゃくちゃよくて、ああ、これ見れただけでもチケット代以上の価値ある…って思うぐらいここ見れてよかった…。

ちなみに環を見つけたときの一瞬びっくりして呆れる鏡夜さんは未来永劫末代まで語り継ぎたいぐらいかわいかったし、声をかけるときに片足を段差に乗せてるときと乗せてないときがあって、どっちもみれたのでニコニコした。なんかその時の空気感なんだろうな~、生の演劇ってよいね。で、そのあと環を引っ張るために階段を降りるのに、一旦手すりを使って全体重遠心力にゆだねるのも好き。

 

■情緒ジェットコースター

ホスミュに問いたい。情緒と余韻って言葉知ってる…?(褒めてる)

役者さんってすごいよ、なんであの間で泣いて笑ってブチぎれて笑顔で踊れるんだよ…なんでだ…すげーよ…ずっと「ほぉん…( ´ᾥ` )?」って顔しちゃったよ。すんげぇ。特に環の譲氏に怒るところ、すごかった。千秋楽とんでもなく泣いてた。数秒後に笑顔でおばあさまに話しかけてた。役者さんってすごい。

漫画とかドラマCDとニュアンスというかテンション?の違うセリフも多かったけど、これも舞台だから観れたよな〜としみじみ感謝しています。

余談ですが、このまとめを書いてる途中に寂しくなっちゃって漫画も一から読み返したけど足りなくて、ドラマも映画も一周したんですけど足りなくて、実写版映画のファンブックみたいなの引っ張り出してなんとなく読んでたんですけど、映画の監督の方がハンフリー・ボガード的に言うと『バカじゃなければホスト部じゃない、優しくないとホスト部である資格がない』」っておっしゃっていて、ああ、この情緒ジェットコースターと余韻のなさは、すごく体現されているなと改めて感じました。(そのあと赤澤さんも「優しさ」という言葉を使ってらっしゃったので、みんな根底はやっぱりそこなんだ…と再確認もした。)

とにかく優しい物語であり、ちりばめられたシリアスに容赦なく紛れ込んでくるバカな部分。あんなに泣きそうだったのに次に来るシーンのせいでふふふって笑えちゃうのが桜蘭の魅力で、この言葉がすごく腑に落ちる内容だったというか、ああこれが世界観って事なんだなって思えた言葉でした。

 

■箱推しの概念

※お気持ちなので嫌な方は飛ばしてください

これはちょっと愚痴みたいになっちゃうんですけど(結局)、れんげの「箱推しメンバー」発言は別に…なくてもよかったのでは…………?環のためならきっとみんな単推しでも動いたよ、ホスト部が好きなら、環が好きならみんな、絶対動いたよ…?

実際漫画でも男の先輩方まで手伝いに来るわけで、キャスト数の関係上仕方ないなと思いながら、でもわざわざ入れなくても…でも入れたほうがわかりやすいか、オタクってそうだと思われてるのかな…と、めっちゃ考えたんですけどもしかして「箱推し」の概念って世の中アレ?私的にれんげちゃんってハルヒ最推しのホスト部オタクであって、箱推しではないんだけど、世の中はアレを箱推しと呼ぶの?

だとしたらそもそもの考え方の違いだし、オタクの基準ラインは人によって違うから「育つ畑が違ったね」の話で終了である。私の中での箱推しは全メンバー同じ熱量で好きという特殊能力者か、推しは居ないけど世界観が好き、という人の事だから。

友人曰く「わかりやすい最近の言葉を入れただけでは?」みたいな捉え方だったので私がメンドクサイ原作厨なことを日々反省しております。まあ原作知らない人にもわかりやすいよね…たぶん…納得いってないけど(そういうとこやぞ)。

でも、じゃあどの言葉が置き換えるなら適切かって言われたら分からないよね確かに。原作にあった「環様の復活を祈る会」とかだと4人だけかい!とかになりそうだし。しょうがないよね。ここまでデカい声出しといてなんだけど、千秋楽あたりになると結構どうでもよくなってました。でも一応感じたことなので書いときます。円盤届いたあたりに読み返して「何いってんだこいつめんどくさいな…」て私が反省しますように。

ついでにその辺のシーンで言うと「必ず送り届ける」の歌は本当に泣きそうになるぐらいよかった。てか周りはもうその頃は大号泣だったよ。何度聞いても胸が熱くなった~。グッとくる、という言葉がピッタリの歌で、初日の鏡夜さんの背中を向けた光景は数え切れないぐらい何度も何度も反芻してる。

桜蘭だから規模がヘリとか交通規制とか大げさなだけで、根底はどこにでもありふれた友のための青春の思い出であり、きっと本人たちも大人になったら思い出して暖かくなれる記憶なんだろうな、となぜかこちらが噛みしめるほどに素敵な歌でした。

 

■船から車移動の瞬間

船から車に移動するとき双子と環が「大好きだ!」「「僕らもだっ!!」」みたいなシーンが漫画にあるんですけど、目視で確認しました。ちゃんと全力ハグしてたww入れてくれてありがとうww心の中でセリフ足しといた。

 

■鏡夜さんの無自覚

これも疑問なんですけど、私は今作見るまで鏡夜さんの初恋は絶対にハルヒだと思ってて、けれど色んな利害とかを考えた結果、早々に自分で断ち切ったと判断していたんですね(環やホスト部、家のこと…とか)。ただ、今回モリ先輩の「寝耳に水」発言が加わったことにより本当に違ったのかな?の疑問が出てきてしまい…確かにあそこでモリ先輩にしゃべらせたいよな、の気持ちと、本当に必要なセリフはそれだったんか?お?公式として受け取るがいいんだな?の気持ちです。だって鏡夜さんの初恋はハルヒだと思って今まで生きてたんだもん!!!(ヤケ)

実際に本人の気持ちは本人にしかわからないし、それが強がりであっても実際に寝耳に水案件でもまあぶっちゃけなにも変わらないと思うんですけど…鏡夜さんの事が好きすぎるので知りたい。なんなら実は初恋は幼等部とかでもいい。知りたい。

それはそうとハニー先輩が飛び乗るの可愛すぎたし、それを受け止める鏡夜さん好きすぎた。あれ正面だったときまじまじと見てしまった。かわいい。

 

■レビューショー~最後まで

いろんな懐かしい曲を聞けたのも嬉しかったし、当時とは違うメンバーだったのも特別感あってすごくよかった◎

夏だ!海だ!で鏡夜さんとれんげちゃんがペアで踊るときめちゃめちゃお似合いで、毎回私が鏡夜さん好きすぎて胸が締め付けられるんですけど、振りでバックハグになったときのれんげちゃんの表情が毎回可愛すぎて、せつない気持ちを全部すっ飛ばして「れんげ~~~~俺と結婚しよ~~~~~」ってなってた。罪な女やで。とはいえ鏡夜さんもすんごいしっかり抱きしめてて毎回死にそうなので鳳鏡夜夢女は大ダメージは負ってる。強く生きます(?)

個人的にはガールズのミシェル王女の曲がかわいすぎて目の保養だった~;;どこ見たらいいかわからん、可愛い;;全部すき…!!!

あと「同担拒否」のときめっちゃ笑顔で鏡夜さんが譲氏を連れてくるのしぬwwwwwwwwwマジでおもろいwwwwwww千秋楽逃げられずに歓声出ててまたそれも面白かったwww

そして、「ホスミュ」としてきれいな終わり方にまとめてくれたと思います、あの展開は。若干メタいけど(笑)、客席を巻き込んでまできっちり最後まで入れてくれたのは嬉しかったし、最後の最後、ハルヒの歌詞が変わっていて、初日「うわあああ;;」って叫びそうになった。千秋楽は客席も声出てて本当によかった。

「幕を下ろす」という言葉通り、今までと違って最後は緞帳が下りる終わり方で、最後までしゃがんでみんなに手を振るハルヒめちゃくちゃかわいかった。

私にとっても紛れもなく宝物、キャストさんにとっても、誰にとってもそうであってくれたらいいな。

(ここから追記)全然鏡夜さんのこと書いてないじゃんと思って追記(正気です)。すっごい怖い顔でハニー先輩の曲踊ってたのに客降りの瞬間優しすぎる笑顔で手拍子してて心がときめきで死にそうだった。あと中等部の曲の時、「君のように~」の直前までちょっと楽しんで歌ってるぽかったのに一瞬でプチって切れる表情になるのめちゃめちゃよかった。体育祭の時の客降りも見たことないぐらい優しいほほえみだった。そのあとステージに上がったら真顔で、真顔のままニワトリみたいな振付してて可愛すぎた。あれのリピート再生した動画が欲しい。いらっしゃいませの時の他メンバー見てるときの得意げなほほえみも最高によかった。

いらっしゃいませ、楽前にYuさんが「卒業式でも笑顔で歌えるハッピーな曲にした」みたいなことつぶやいておられて、ああ、本当にまさにその通りだったな~って思った。あんなに幸せに泣けて笑える曲をこの世に生み出してくれてありがとうございました本当に…。

 

■パンフレットとかいろいろ

パンフ見てびっくりしたんですけど過去作キャストの方々からも手書きコメントが記載されており、特に同じ役をやってた人もいたので、そんなことできるんだ…という驚きがあったのと、そこまでしてくれるぐらい桜蘭って大切に作られたんだな、という、自分が人生で一番愛した漫画が目に見えて他の人からも愛されている現状を知れて本当にうれしかったです。

全体的に誰目線だよって話だけども…実際桜蘭って私の近い世代は男女問わずみんな読んだことあるし好きなんだけど、少女漫画だからなのか過去のものだからなのか皆にとっては「思春期に読んでた好きな漫画」であり、私の愛が強すぎて毎回「そんなに?」みたいな感じになるから…この重たすぎる愛を分かち合えたことが無い…orz

ビスコ先生がパンフで、「自分の作品を舞台化してもらうという夢を、10年前に完結した作品で叶えられると思ってなかった」みたいなことを書かれていて、いやオタクだってまさか10年前に完結した最推し作品が舞台化するなんて夢にも思ってなかったし、こんなにも大切に作り上げてもらえるとも思ってなかった。

言葉を選ばずに言いますが、3作目にもなるとキャラ完成度等も見慣れてくるので、初演の時のような「環本人じゃん…」「れんげちゃんMVPじゃん…」みたいな感動自体はもうそこまでないのですが、それ以外のところで今回もこの作品がどれだけ愛されていて、大切に作り上げられているかを再確認したし、私も今までよりさらに愛しくなったなって気持ちです。

漫画だとこのストーリーをもっともっと丁寧に細かく読めるので、まだの人は絶対見てほしい。双子の話も環の話も、ハルヒのラストシーンの展開も。ついでに特別編の手前に描き下ろされたおまけの未来予想図社会人鏡夜さんもみて!!!!!!!!!

特に環がお母さんに会うまでのあれやこれやはだいぶ省略されてしまったけど、かなりしっかり構想された話の流れであったのと、鏡夜さんが誰よりもホスト部と環大好きなので本当に全人類読んでほしい(???)

 

■千秋楽を見て

ここの項目以外は楽日までにあらかた書いておいて、追記修正しつつ、ここだけ書き足してます。

まあごちゃごちゃ色々書いたんだけど、とにかく初演の感想と同じで、「ああ、桜蘭って愛されてるんだ」って改めて感じてしまった。感じられてよかった。

譲氏に怒鳴る鏡夜さん、前楽で泣きそうな顔してるなって思ってたけど楽で本当に泣いてて、「ああ、やっぱり青春なんだこれ。」ってストンと胸に落ちた。「送り届ける~」のとこでも書いたけど、ホスト部は私の青春でもあり、彼らの青春でもあって。きっと大人になったときにこのみんなで、「あの時の殿がさ~」「鏡夜もさ~」なんて、お酒でも飲みながら笑って話してくれるような温かい記憶のはず。きっと私も、何年…何十年経ったって思い出す。

そして…大号泣のキャスト、大号泣の客席、鳴り止まない拍手、コール、さらにスタオベアンコール時の大合唱。前楽も初日よりすごく熱量あがってるなって思ったのに、千秋楽はとんでもなかった。あの場にいた誰もが、配信ですらきっと笑って泣いて同じ気持ちで幸せだったんだろうな。私だってそうでした。あの光景を見ることができてよかった。桜蘭高校ホスト部が存在している時代に生まれて、ホスミュがある時代に生まれてよかった。大げさかもしれないけれど、断言できるほどの宝物なので。

山内さんが最後におっしゃった、「ハルヒのセリフで『ホスト部に出会う前の自分を思い出せない』っていうのがまさに重なる」って言ってくれたのも嬉しかった。こんなに幸せにしてくれる物語を愛してくれる人たちが作ってくれて、本当に本当によかった。

 

これで桜蘭高校ホスト部という作品が、また1つ終わりを迎えたのかと思うとすごく寂しいけれど、宝物が増えたような幸せな気持ちもあって不思議な気分です。もっともっと書きたいこととか思い出とかあったはずなのに、数時間前までいた幸せな空間がまだ私のことを包んでて、曖昧というかふわふわもしてる。でも…きっと今までと同じように何年経ってもこの記憶を思い出して、それこそ私が死ぬまでずっとずっと愛していける。こんなに素敵な宝物を増やしてくれたホスミュ関係者の皆様と、ビスコ先生に改めて最大限の感謝を。

 

3年間ありがとうございました。本当におつかれさまでした。

この優しい世界がこの先の未来もずっとずっと続いてくれますように。

 

 

 

 

P.S.

この場を借りて、ホスミュに足を運ぶ訳では無いのに、私を励ましてくれたり、千秋楽に着ていく服を一緒に選びに行ってくれた友人達に感謝します。本当にありがとう。千秋楽連番してくれた友達も、鏡夜さん褒めてくれた友達もみんなありがとう。インスタに疎い私にほぼ毎日里中くんのインスタのリンクを送って「今日の里中鏡夜」コーナーをやってくれた。周りの友達は誰もこんなめんどくさい私を見捨てず、いつも色んなことを手伝ってくれる。ホスト部の世界と同じですごく優しくて、私は恵まれています。

思い返せば初演の時も、みんなからの「あなたの好きな桜蘭、舞台になるよ!」のLINEが始まりでした。Twitterでもちょっと書いたけど、多分神様が出逢わせてくれたんだと思います、この「宝物」と呼べる色んなものに。

幕は下りたけれど、この優しいがいつまでも続きますように。私もそれを繋げていけるように、心の中のホスト部を思い出して頑張って生きていきます。環の端無きが如し!!ww

 

それでは、またいつか!

 

 

今回の目標、7000字以下。全然無理でした。お疲れ様でした。

伊豆大島で不思議な体験をした話

※この記事には完全個人主観の『スピリチュアルな話』が含まれます。

「はいはい偶然偶然ww」「科学的にこういう現象だからwww」などと思われる方は、そっとブラウザバックをするか、最後まで覗いてしまっても優しい気持ちで猫をなでながらクッキー&クリームのアイスを食べて忘れてください。

 

 

 

先日、伊豆大島に行ってきました。

友人はみな知っているしブログでも何度か書いたことがあるのですが、私は鹿児島県の奄美大島出身で、同じ大島つながりということで…という理由ではなく、単純に大学時代の友人が仕事の都合で短期移住しており、「さみしいから会いに来いよ!」といわれたので「ええで。」と二つ返事で決まったのでした。

とはいえ私は南の島で生まれながらマリンスポーツはできないし海にはいかないし夏は苦手だし、友人でも住んでなければおそらく行くこともなかったでしょう。貴重な経験をくれた友人に感謝しつつ、大学の同級生に声を掛けたらなんと5人も集まってプチ団体旅行状態になりました。

土曜の朝8時集合で竹芝から出るジェット船にて出発。悪天候だったため「船長判断で東京に戻る可能性があります。」とアナウンスがあったものの、無事島に上陸。

はじめに行ったカフェでは常連のおばあさんにおすすめの博物館を聞いたり、喫煙所では同じ船で来たであろう伊豆大島プロお兄さんと談笑でき、おすすめのお土産や購入できるスーパー、ほかにもいろんなお話が聞けたりして、到着早々島にいる方々の良さを体感したりしました。

で、実は友人達に声をかけた当初は大島在住者含め8人予定だったので(結局諸事情で2人欠席の6人)、交通班と観光班と宿泊班に分かれて計画を立てており、1泊2日のスケジュールは各々行きたいと伝えていた場所を加味して観光班がしっかり組んでくれておりました。

1日目は動物園に行った後、その近くにある神社に寄ってから椿油絞りの体験に向かうはずだったのですが、初手の動物園がいろんな意味で面白すぎてはしゃぎすぎてしまい、椿油の予約時間に間に合わなくなりそうになってしまったので、神社を断念することに。

断念というか、神社に行きたいといってたの私ぐらいで、しかも私も「御朱印集めてるからお参りついでに記念にもらえたらいいな~」ぐらいの気持ちだったので、大島在住の友人から「社務所があるような神社ではなく本当に小さい」といわれ、じゃあまあいいか!とあっけなく飛ばした感じでした。

 

そんな1日目を終えて、2日目は有名な地層断面を見れる場所から海岸へ。

海岸でひとしきり潮風を浴びて夏を体感して駐車場に戻るとき、目の前を1匹のアオスジアゲハは飛んでいきました。

虫が死ぬほど苦手な友人が叫びながら逃げたので、「私のおばあちゃんの化身なんだから優しくして~w」と笑って言ってたんですが。

3年ぐらい前に家族で兵庫の城崎温泉に行った帰り、大阪駅に着いたとたんホームで私の背後から1匹のアオスジアゲハが飛んで行ったことがあって、祖母にゆかりのある旅だったため、それ以来我が家ではアオスジアゲハはおばあちゃんかもという空気になっています。(詳しくはこの記事参照:城崎温泉めっちゃいいぞって話 - あまくて にがい

その後の予定をこなした後で、絶妙に時間が余ってしまい、どうしようかと昼食中に話し合っていたら「昨日行かなかった神社に行く?」と誰かが提案しました。

ただ、港やこれからの予定とは反対側になってしまうので申し訳ないなと思っていたら、「どうせ時間余ってるんだし、車だしいいじゃん。」とみんな賛同してくれて、結局向かうことに。

今回の旅は3人ずつで在住者の車とレンタカーに分かれ、私が在住者の車についてレンタカーを運転する形だったんですが、神社に向かう途中の道がマジで千と千尋の冒頭の山道みたいになっていくので(いや舗装はされてはいるが苔がすごい)、同乗者で「千と千尋やん…名前取られる…ww」とか笑いながら着いたんですけど。

友人が車を止めたのは神社の入り口らしき道の横。駐車場すらなく、しかも周りの生活音すらなく、非常に不思議な空間がそこにはありました。

石垣に囲まれたちょっとした舞台のような高さのある杉の森。その周りを車が2台ギリギリ通れるぐらいの道があって、正面に鳥居。

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鳥居をくぐると、獣道のようなそうでもないような、一本の参道が伸びているだけ。

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奥に行けば行くほど段々と木の根っこに邪魔されまっすぐ歩けなくなる道をみんなで恐る恐る進み、しばらくすると急に本殿が現れました。進んできた道の右側に気に隠れて建っているのでマジで急に現れる。

「おおー…」と思わず言ってしまったほど、荘厳な雰囲気。手前の手水場らしきものは柄杓が折れてるし水はおそらく雨水で使えそうもないし、全体的にさびれているようにも見えなくないんですが、周りの音は何もなく、聞こえるのは揺れる木々と私たちの声だけ。ところどころ差し込む日の光がキラキラしていて、とても幻想的で素敵な場所でした。

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それぞれお賽銭を投げ込んでお参りをして、みんな来た道を戻る中。なぜか私、どうしても名残惜しくて。「もうちょっとここにいたい。もう少しだけ見ていたい。」と思いながらも次の予定があるのも事実なので、1歩進んでは振り返り、また進んでは振り返り…とノロノロと出口に向かっていました。

それに気づいた友人が、「インスタ映えっぽい!」と私を遠目で撮影し始めたので、そこでふと我に返り「どや?どや?こんな感じか?」とポーズをとって、さっきまでの気持ちはどこへやら、スタスタスタ~っと出口に向かいました。

ちなみにみんな優しいので出口で四つ葉のクローバー探して暇つぶしてくれてたww

そのあと予定していた観光ルートに戻り、最後にレンタカーのガソリンも入れて港に戻ろうか、というときに友人が「え!?」と騒ぎ出したので、車に虫でも入ってきたのかと思ってたんですが、「後でゆっくり見せるから」と。

車を返して港の近くで船を待つ間に見せられた写真がこちら。

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(念のため私の姿にモザイクと、転載防止の文字入れてますがそれ以外は無加工)

先に書いた、あの「インスタ映えっぽい!」の時の写真です。

めちゃくちゃびっくりしたけどすごくきれいで、みんなで「こんなことあるんだね…」と驚きながらも私は「おばあちゃんかもしれん!」「いや前世の巫女の力かも」など適当いってました。

実はこの話をしている時、海岸で出会ったアオスジアゲハのことなんてすっかり忘れていたのでこれに関しては適当だったのですが(笑)、記事を書くにあたり思い出して「そういやおばあちゃんじゃん!やっぱり!」と思った次第です。

後日調べたところ、この現象はゴースト・フレアといって逆光に向かって写真を撮るとまれに起こる現象とのこと。で、スピリチュアル的な意味で捉えると神様もしくはご先祖様が見守ってることの表れだそうです。お、いいぞいいぞ。辻褄合ってるw

前のアオスジアゲハの時も言ったんですけど、こういうオカルト?スピリチュアル?な話ってめちゃくちゃ信用したいのに、偶然って言われてしまえばそれまでで、今回の現象は物理的に起こっているので科学で証明できてしまうし、死人に口なしで死んでから生き返る人はいないし、私は前世の記憶を持っていないし、だから本当はめちゃくちゃ信じたいのに今ひとつ信じきれない…という私の定説なんですけど、やっぱり今回も都合がいいので信じようと思いますww

 

でもあの時……名残惜しくて帰りたくない気持ちはなんだったのか、と数日経った今でも考えます。もしあの時1人であそこに訪れていたら、私はどれぐらいあの場所に居たのかしら、とか。こう聞くと、ちょっと怖い話でもありますね。もしかしたら…持っていかれてたのかもしれないし?

 

自分でいうのもなんですが私は運がいいと思ってます。

今回も、こうして企画に賛同してくれてついてきた友人達との縁に恵まれてることは人生最大の幸運。10年前と何も変わらず、それぞれ結婚やら出産やら人生の一大イベントがあったとしても顔を合わせればまたあの頃に戻れるような、そんな友人達ばかりに囲まれて人生謳歌してる孫見れて、天国で笑ってくれてるといいけどね、祖母たちも。

だからたとえ、これが科学的に証明された名のついた現象の写真であっても私はいいことがあると思って待ち受けにしました。宝くじ当たりますように(最低)。

そしてこれを読んだあなたにも、幸せが訪れますように。宝くじ当たったらマージン5%ください。(もっと最低)

 

ちなみに余談ですが1日目の体験で絞った椿油、個人分と別で大量に余ったので持ち帰って夜ご飯のBBQで海鮮アヒージョ作ったんですが、最高に美味しかったです。ギリギリまでパン浸して食べてました。伊豆大島は人も食べ物も最高だった。

お読みいただきありがとうございました。

 

我が弟が虹の橋を渡るまで

今までも、こんなどうしようもない気持ちの時には文字を書いて心を落ち着かせていた気がするので今回も書きます。

 

私と飼い犬の思い出もありますが、亡くなる間際の詳細も書いてあるので苦手な方は自衛してください。

 

 

 

初めて出会ったのは私が12歳ぐらいの時でした。

認知症が始まっていた母方の祖母に何か刺激をと、母に頼まれて覗いたオンラインのペットショップに居たのは3ヶ月のアプリコットのトイプードル。

ペットの販売目安は〜3ヶ月な事と、トイプードルは小さければ小さいほど高いそうなのですが彼は3ヶ月にしては大きいそうで(結局10年経ってもそこまで育たなかったんですが)、その当時は「少し育ってしまっているため値下げしています」と書かれていました。

育った子の方が祖母も慣れやすいかも、とすぐにその子に決めて買取の連絡を両親にしてもらい、千葉県から遠い遠い南の島まで飛行機でやってきた彼。まだ奄美空港が古く、貨物扱いの受け取りは搭乗とは別の隣の建物で、ピンクの小さなケースに入れられ震えていた姿は今も鮮明に覚えています。

祖母の認知症の助けになったかどうかは分かりませんが「あなた、どこから来たの?」と話しかける祖母は楽しそうだったし、私との散歩はずっと走っているか絶対に動かないの2択のくせに、祖母と歩く時はペースを合わせてゆっくり進んでくれる彼の存在はあっという間にかけがえのないものになり、私の弟扱いで家族に溶け込んでいました。

 

私達家族にとっても初めてのペット。何を食べさせれば正解なのか、散歩の頻度はどれぐらいがいいのか、しつけの本を片手にみんなであたふたする日々。

野良猫を追いかけ山に走り去るのを追いかける事もあれば、迷子になって家族総出で探してたら通りの向こうから知らん顔で帰ってきたり、散歩中に前を見て歩かずに川に落ちたり、隣の家のおじさんの布団に勝手に潜り込んだり、相当やんちゃ坊主。

食いしん坊で、なんとしてでも人のご飯を狙ってくるし、母が私を迎えに来る車で通りすがりの女子高生に「可愛い〜!」と言われたら振り向いてドヤ顔する強かさもありました。

父との朝の散歩が終わると一目散に玄関から2階に上って、私の部屋に来てベッドに飛び乗り暴力的に私を起こしてきたし、夜はかわりばんこに誰かの布団に潜り込んで睡眠を邪魔していました。

 

そんな彼の転機は、私が上京する直前の12年前。ひとつは弟(黒のトイプードル)が1人増えたこと。もうひとつは、なんの前触れもなく倒れて痙攣。病院に行くと「てんかん」だと診断されました。

犬もてんかんになるのか…(そりゃそうだ)と、思いながらも、その時私はもう家を出る身で。何度も発作を起こし、倒れて痙攣する彼に寄り添うことすら出来なかった。

でもまあ、両親が彼にずっと付き添ってくれました。食べることが大好きで頑固なので薬が入っていると意地でも拒否していたのですが、根気よく飲ませ続けました。おかげさまでここ3.4年はほぼ発作もなく、穏やかに過ごしてたと思います。

 

年に1.2回の帰省でも覚えてくれていたし、変わらず布団に潜り込んで睡眠を妨害してきたし、朝の散歩の行きは全力で拒否するくせに帰り道は誰よりも早く歩くお茶目(?)な弟たち。

 ずっとこんな日が続けばいいのに、と何度思ったかはわかりませんが、やはり生き物なのでそういう訳にはいかず…。

 

5年前ぐらいから、大好きだったボール遊びは全く興味が無くなりました。無駄に広いベランダで、走り回らずにごろごろと日向ぼっこするだけになりました。

3年前ぐらいから、昼間は父の布団の上で基本的には寝てるだけに。食べるのが好きでぷにぷにだった身体もどんどんと細くなり、くりくりだった巻き毛もちょっとずつ色が薄く、細くなっていきました。

 

それでも朝の散歩は毎日必ず1時間、夕方30分と、父と欠かさず行きました。雨の日も風の日もルートを変えても、必ず。

帰省時には私も朝5時に起きて付き添っていましたが、今回の帰省時にも歩く速度こそ遅いものの、しっかりとした足取りで歩くのです。

なので、家の中でも水が飲みたければ自分で起きて飲みに来るし、ご飯もトイレもちゃんと歩いていました。

たまに付き添った病院の先生が言うには、老犬になると寝たきりと痴呆も相まって昼夜が逆転し、夜鳴きが起こるそうですが、朝の散歩のお陰かそんなことは一切なく、今回の帰省でも、「思ったより元気そうだなあ」と、ずっと思ってたんです。

 

帰京を翌日に控えた日曜日。朝の散歩がやたら辛そうなので、何度か抱えて歩かせないようにしていたのですが(でも歩こうとする)、家に着いた頃10秒おきに震え出し、おや?と思った時には数年ぶりのてんかんの発作を起こしていました。

父が抱いたまま落ち着かせても、ぐったりしたまま。ベッドに1度寝かせて、1日ずっと様子を見ましたが動かず…このままだとどうしようと思っていたんですが。

夕方、けろっとした顔で歩き出し元気に散歩に言ったので「発作が起きただけか〜」となりました。ただ、ご飯を頑なに食べようとしなかったので、水だけスポイトで飲ませて次の日病院に連れていくことになりました。

 

そして翌日、私が東京に帰る日。朝5時に起きて実家の1階に降りたら、いつものクッションで寝ている彼は首をだらんとさせたまま、昨日飲ませた水を吐いていました。

散歩に連れていくのはやめて下の弟だけ連れ出し、帰ってくると「なんで置いていったん?」みたいな顔してこっちを見るので「病院行くから待ってね」と声をかけて撫でると、首だけキョロキョロ動かしてました。その様子は普通に、いつも通りの彼でした。

 

母が大好物のブロッコリーを口元に持っていくと、食べたそうに口を開けるんですけど飲み込む力がなく…詰まらせても怖いので口から出して、もうちょっと待っててね〜なんて宥めていたのですが。

私がお風呂から上がったら、横になってぐったりとした彼がいました。父が気分転換に庭に出してみたら、急にぐったりとしたようで。

今考えるとおそらくそこから意識は無かったのかもしれません。呼吸はしているものの全く動かず、毛布にくるんで抱いたまま、「あと1時間で病院だからもう少し待ってね」と、母と何度も撫でました。

 

病院について、予約がなかったので10分ぐらい待合室にいた時に、私は涙が止まらなくて。このまま死んだらどうしよう、まだもう少し頑張ってくれないかなと思いながら頭を撫でたら、目がちょっと動いてこっちを見たので、「大丈夫だよ」と撫でました。おそらくそれが彼の最期でした。

呼ばれて診察室に入ったら、先生の第一声は「もう心臓が止まってるかもしれません」と。改めて確認しても、やはりもう心臓は止まっていました。17歳の大往生でした。

 

「まだ温かいので、おそらく今待ってる間に眠るようにいけたと思います。」

「土曜日の時点で来ていても延命しか出来なかったので、この歳でてんかんと肝臓疾患があり、それでも寝たきりにならず穏やかに天国に行けたのは奇跡です。」

その言葉を聞きながら息ができないぐらい大声で泣いてしまい、専門学生の見学の子達もいたので先生が気を使ってドアをそっと閉めましたwwwww泣き方うるさくてすまんwww

 

詰め物をしてお渡ししますね、と診察室を出た後、母とふたりで涙が止まらず、さっきまで「お幾つですか〜」「あら可愛いですね〜」なんて話してた待合の人達も察してくれてたと思います。みんな限界まで我が子を愛してくれ。

 

先生の手から帰ってきた我が弟は、まるで生きてるかのように綺麗な顔で戻ってきました。「きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。死んでるんだぜ。それで。」状態。またそれを見て泣いて、先生にお別れを言いながら車の中で抱きしめて泣きました。帰りは私の運転だったので事故らないようにいつもの3倍目を見開いて運転しました。逆に目乾いたんじゃないのあれ。

 

まるで計ったように私が帰る日に息を引き取ってくれたのは、彼なりの頑張りだったのかもしれません。東京で生活している時点で絶対に死に目には会えないと覚悟をしていたので、この2週間毎日一緒に過ごし、最期のその瞬間私の腕の中に居てくれたことは、本当に本当に幸せでした。

 

父にも連絡して帰ってきてもらい、みんなでいつも寝ていたクッションに寝かせて囲んでお別れをしました。翌日火葬になったので私は立ち会えませんでしたが、たくさん匂いを嗅いで抱きしめました。下の弟は何度も匂いを嗅いでは戸惑ってこっちを見てくるので、「お兄ちゃんとは今日でお別れだよ」と言うと不思議そうな顔をしていました。多分分かってない。笑

 

ところでおそらく天国に行く際に、母方の祖母はもちろん、「私は犬は嫌い」と言っていた割に散々構って遊んでくれた父方の祖母も迎えに来ているんじゃないかという話になり。

前にちょっとブログで書いたんですけどうちの父方の祖父は稀に見るクソジジイ(出典:死んだ祖父に会いたい - 溺愛パンデミック)だったので、「天国であってもしっぽ振ったらアカンで」と言い聞かせておきました。父が泣きながら爆笑してた。

 

何度、亡くなる前日に撮った動画を見ても嘘みたいです。自分で歩いて、首を振って、ちょっと元気がなくてもそんな気配は無かったのに。いつか来ると分かっていても、その時は突然で呆気なかった。

 

そして今日、無事に納骨しましたと連絡が来ました。小さな骨壷の写真を見ながら、ちょうど仕事が忙しくてブチ切れていたので、ブチ切れながら泣きました。ちーちゃくなっちゃってまぁ。次に帰った時にも抱きしめて、大好きだった食べ物を仏前に並べてあげたいと思います。

 

17年間、私の弟でいてくれてありがとう。

兄弟も居ない南の島に1人でやってきて怖かったと思うけど、新しい両親と姉と弟が出来て、少しは幸せな人生…犬生?だったでしょうか。

この先もずっとずっと貴方は私の弟です。もう少し時間はかかるかもしれないけど、パパもママも、私も弟もいつかそっちに行くので、それまでおばあちゃんたちと待っててね。

愛してるよ。

 

 

推しフォトウエディングやってきた話※追記あり

推しフォトウエディングやってきたぞ〜!!!

 

……去年の11月に。笑

本当は推しを、撮った写真に絵師さんに描きこんでもらってからブログまとめようかな〜とぼんやり思ってたんですが、準備するもの知りたいからまとめろよってお友達に言われたので忘れる前にまとめますね(言われなかったら忘れてただろうな)。

 

一応これから推しフォトウエディングをやるかもしれない未来の花嫁さんが読むかもしれないので、どこを選んだとか何を用意したかを書いていけたらと思います。

 

29歳も間近に迫った帰省中に相方(誕生日5日違い)と「来年で30になっちゃうけど20代でやり残したことあるかね」みたいな会話をしていた時に「ウエディングドレス着てないからソロでウエディングフォト撮るのやりたい」と言われ、どうせやるなら推しと結婚したくない?との事で2人で推しフォトウエディングを決行することに決めました。

 

ざっくりとした我々の流れは以下の通り。

2月:推しフォトウエディングを決意

3月:フォトウエディングスタジオのピックアップ

5月:スタジオの方と打ち合わせ&予約

10月:ドレス選び

11月:決行

 

▼3月:フォトスタジオのピックアップ

ソロウエディングフォト」「推しウエディングフォト」などでネットで検索して、経験者のブログやらスタジオのHPやらを見比べて3店舗ぐらいに絞ってから、相方さんと相談して決めました。

結局今回依頼したのはこちらのフォトスタジオ

フォトウェディングアンシャンテ|前撮り、結婚写真、ウェディングフォトならアンシャンテ横浜

決めた理由は、「お友達や家族を呼んでもOKですよ!」と書いてあったところ。ただ写真を撮るだけではなくて、あくまで「結婚式」ごっこがしたかったので、友達を呼びたいのは必須条件でした。因みに頭が悪い自覚はあります。笑

 

▼5月:スタジオの方と打ち合わせ

これ、だいぶ早めに動きすぎたかなと最初は思ったんですけど、ウエディングフォトも混む時期があったり、もちろん土日が予約取りづらかったりと希望の日が狭まる可能性がかなりあるので、早めに打ち合わせが出来るのであればしちゃったほうがいいです。

特に私達の場合は相方が地元から飛行機の距離で移動で1日取られてしまうので、有給使っても4連休が限度。カレンダー的にも調整の必要があり、かなり先を見て打ち合わせを組んでいただきました。

 

実際の打ち合わせは実は東京店の方でアポを取っていて(撮影が横浜店になった理由は後述します)、1人が遠方であったためZoomでの打ち合わせをお願いしました。

打ち合わせの事前予約の欄に配偶者の名前を書く欄があって堂々と「鳳鏡夜」と書いた自分の鋼メンタルは褒めたいところ( ˇωˇ )笑

 

打ち合わせ内容は主に以下

・ざっくりとした撮影の流れ

・事前のドレス選びについて

・プランやドレスなどの詳細な金額

・撮影希望日について

・その他質疑応答

かなりフランクなスタッフさんで、「推しと結婚式がしたいんですが!!」と言う我々にとても真摯に対応してもらいました。

その中で、「2人同時にバラバラの撮影というのは今までしたことが無いのと、友達を呼ぶにあたって東京のスタジオが狭いので、良ければ横浜の一軒家のスタジオがいいかもしれないです。」との助言をいただき、立地的にもそこまで遠くないので横浜店でお願いしました。

あとはこの打ち合わせの時点で希望の日付を第3希望まで出して後ほどメールくださいとのことだったので、相方が東京に来れそうな日程を3つ挙げてメールをし、11月にその時点で決定。

我々の中でイレギュラーだったのは、事前のドレス選びに関して、私はいつでも大丈夫ですが、相方が撮影前日しかスタジオに行けないこと。

なので、10月に私がドレス選びの際にビデオ通話である程度のドレスの種類を教える形で気になるものをいくつか決めておいて、撮影前日に極力最短でドレスを選べるように組んでもらいました。

 

▽6〜9月:ダイエットと推しについて考える+α

日程が決まってからダイエットを開始。結果的に9キロ痩せました。推しってすごい。

あとは、「推しが結婚するのであればどんな式にしようとするかな?」という妄想が地味に楽しかったです。例えば鏡夜さんなら、絶対和服の式はしないだろうな、でも環は着ろっていいそうだな。等……笑

この前後で友人がこの話を聞きつけ、私と相方の「結婚証明書」なるものを作ってくれました。

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全キャラの字体を変えるこだわり(笑)

この証人の名前が2人書けるんですけど、誰にするかを相当悩んだし、作ってくれた友人は友人で、「旦那に〇〇はこんな字じゃない!とダメ出しされた」とオタクに囲まれて笑っていました。友達の旦那もありがとな!!!笑

ほんとにこういうノリに付き合ってくれる友人各位のおかげで今も楽しく生きてます。

 

▼10月:ドレス選び

遂に実際にスタジオに行ってドレス選び。

当日はまさかの土砂降り……なのに、面白いという理由だけでみーさんについてきて貰いました。

着いたらまずタブレットなどで気になるドレスをいくつかピックアップして、実際に着てみます。

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説明と着せ替えのお手伝いをして頂いたスタッフさんがジャニヲタで、オタクとしてキャッキャしながらだったので、着る側も着せる側も何回も着るの結構大変なんですけど非常に楽しかったです。

結局選んだのはこのドレス。

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超余談ですけど私がYouTubeでこの時期ハマっていたアメリカのウエディングドレスを選ぶだけのドキュメンタリー番組、「Say Yes to the DRESS」というのがあって、その番組内でドレスのコーディネーターが「Are you say YES to the DRESS?」って必ず質問して、花嫁が「Yeeeeeeees!!」て答えるんですけどそれがやりたくてみーさんと再現しました。YouTubeで見れるので気になる方は是非。めっちゃ面白いです。【運命の出会い】マイ・ドリーム・ウエディングドレス in USA - YouTube

ドレスが決まったら、ドレス含めた金額(ドレス用下着のレンタル料など)と当日用意にするものやスケジュール、注意事項を書いた紙をいただき、予約分の前金を納めて終了。気になることや不安な点は質問すれば気軽に答えてくれます。

 

そこから当日に向けて、撮影に入れたい小物を集め始めました。私が用意したのは主に以下。

・ドレスに合わせたティアラや手袋のアクセサリー

→購入品はこれ

ベールと手袋はなんかAmazonページ消えてた…

・ペアリング

・グッズや結婚証明書などの小物

 

ティアラや手袋、花束はスタジオの方で用意があるので、そこにお金をかけたくない人は不要でいいかと思います。私は正直用意してもらってるか聞くの忘れてて、もちろん改めて聞いても良かったんですが、どうせなら理想系目指そ〜という気持ちで探しました。理想はロイヤルウェディング()

相方はキャラのジャージ等のグッズ系を用意してました。スタンダードでいくとアクスタなんですが、桜蘭高校ホスト部はそこまでグッズが幅広くないのと、今回は写真の中にイラストを描いてもらおうと決めていたので我々の準備はそれぐらい。推しによってここら辺の小物も無限大に広がりそうでいいですね。もし私の最推しが刀だったら絶対和服で模造刀買ってたし( ・᷄ὢ・᷅ )笑

 

ペアリングに関しては、ちゃんとしたものをサイズを変えて2つ買いたいものの、一生自分では着けない男物の指輪持ってても仕方ないからなあと変に冷静になって悩んでいたところ、女神ゆきんこがお揃い買ってやってもいいよと言ってくれたので、とりあえず2人でペアリングを買い、撮影が終わったあとにそれぞれの私物としました。

私の方が指輪のサイズは上だったのでそれぞれ中指に合わせ、撮影当日はゆきんこの指輪を私が着けた形です。因みにこれをやるとペアリングを買う際もその他色んなところでも、もしかしてビアンカップルか?みたいな扱いをうけます。お伝えするのは大変心苦しいですが(?)我々はただの友人です。

 

▼11月:遂に撮影へ

最初にもありましたが、相方が遠方からの参加となったので、スケジュールは以下で動きました。

1日目:相方が東京へ

2日目:ドレス選びのため横浜へ ついでに横浜泊

3日目:撮影当日

4日目:相方が地元へ帰る

 

特筆すべきは2日目の横浜。ノリで決めた横浜ホテル女子会がめっちゃ最高でしたね。中華街のホテルを私と相方とみーさんで取って、昼間は中華街観光、ドレス選びが終わったら夜は中華街のテイクアウトを買って帰って、ホテルで食べて遊んで、まるでバチェロレッテパーティーみたいな……内容的にはただのオタクでしたけど。

朝ごはんも中華のバイキングだったし、ドレス入らなくなるのやだから少なめに〜!とか言ってたのに全力で食べてました( ˇωˇ )

みーさんは後から参加で大丈夫だったので、軽くつまめるお菓子や飲み物を買って相方とスタジオへ。先に撮影するのは相方だったので各々小物をカメラマンさんやヘアメイクさんに渡したりなど準備を進めていきます。

準備している間にみーさんとゆきんこが到着。「御祝儀持ってきたぞ!!」となにわ男子のデビューCD渡されて爆笑しました。

私のヘアメ中には相方さんの撮影がスタート。カメラマンさんは1人なので、私と相方がスイッチする形で撮影を進めたのですが、ご厚意でふたりの写真も撮ってくれました。

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これどう考えてもうちらが結婚するくない???

なんかよくわからんけどめっちゃ気まずい空気になって爆笑しました。なんでやねん。

プロのカメラマンさんなのでもちろん超綺麗に撮ってくれますが、なんと友達も撮影OKなので友達を呼べた場合は是非撮ってもらった方がいいです。カメラマンさんはウエディングとしての完成度が高い写真を、オタクの友達はオタクとしてオタクが望んでるアングルの写真を撮ってくれます。

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こういうアンティークな携帯カメラだから撮れる写真もありだなあと。普通に見知った人間と話しながら撮ってもらえるのも楽しいし、友達来てくれるのは出来るなら是非やって欲しい。しかも友達なので本気で結婚を祝ってくれます。

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こんな感じで後ろで賑やかしてくれる。

撮影が終わったらドレスを脱いで、ヘアメも自然な感じに変えてくれて私服に戻ります。その後、全データの修正やらなんやらで多分1時間ぐらい待って、お金を払ってデータをもらって終了です!ちなみにすげー豪華な箱でCD-R貰うし、観賞用に思い出のスライドみたいなの作ってもらったんですけど、やっぱり私と相方が結婚したみたいになってて皆で大爆笑しました。

 

金額的にはドレス+全データ+撮影費用諸々で全部で7万ぐらい。ペアリングとか小物含めても10万弱だと思います。ドレスも2着着たいとか、こだわればこだわるほどお金もかかるかと思うので、やりたい人はお財布と要相談と言った所でしょうかね。事前の打ち合わせでドレスの追加金額とかもかなり細かく教えてくれるため、気が済むまで聞いて大丈夫かと思います。

 

帰りは新宿まで帰ってきて皆で鍋を食べた。もはや二次会。とにかくめっちゃ楽しかったし、20代のうちにウエディングドレスを着るというタスクは達成したので万々歳です。

 

因みにイラストを入れてもらう写真はカメラマンさんに「こういう写真を撮りたいんですけど……」と参考のウエディングフォトを出してみたりしました。結局その通りには撮らなかったんですが、カメラマンさんもイメージわくかとおもうので、相手がイマジナリーで自分にしか見えない以上、ある程度参考写真探してみるのもアリかもしれないです。

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これは背景白で非常に見づらいんですが、私には結婚証明書を一緒に持っている鳳鏡夜が見えているという訳なんですね。はい。

イラスト入れて貰えたらまた載せれたらいいな!

 

携帯でパパーッと書いたので誤字脱字あったらすみません。忘れる前にかけて良かった!

推しフォトウエディングはガチ限界夢女子の人ももちろんやって損はないし、私達のように「どうせ着るなら推しと結婚するわ」ノリでも絶対楽しいと思います。安い買い物ではないので、やる前にはじっくり準備して推しのことをたくさんたくさん考えて、素敵なウエディングフォトにしてくださいね。

 

 

最後に、こんな突拍子もないイベントに全力で協力して頂いたアンシャンテ横浜のスタッフの皆様、参加してくれたゆきんことみーさん、一緒に乗っかってくれた相方さん、結婚証明書を作ってくれた友人、現在進行形でめんどくさい依頼を引き受けてくれている絵師の友人、お祝いしてくれたフォロワーの皆様、そしてこれを読んでくれた貴方に最大の感謝を。

 

 

※22年11/22追記

結婚1周年記念ということで完成したお写真を。

(悪用防止のためにめちゃくちゃ文字入れてます)

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撮影時は私にしか見えてなかった旦那が皆さんに見えるようになりました。そして己の写真はバチバチに加工してます。そりゃそう。

絵師さん(てか友達)、本当に忙しい中ありがとう…!

これにて推しフォトウェディング回は完全終了となります。また次回の推し活でお会いしましょう。

 

お読みいただきありがとうございました。

歌劇『桜蘭高校ホスト部』(ホスミュ)を観劇した記録

以下、劇中のネタバレを含みます。

また筆者の世界で一番好きな作品が桜蘭高校ホスト部のため、かなりメンドクサイ内容となることが予想されます。すべて個人の見解なので、軽い気持ちで捉えていただけると助かります。

観劇がまだの方、原作厨のお気持ち表明がうっとおしい方はバックをお勧めします。

お読みの際は自己責任でお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先に気持ち悪いお気持ち表明だけしときます。

ネタバレ含む内容だけしか見たくないよという方はスクロールして下のほうご覧ください。

 

東京千秋楽まで観劇した結果だけ言えば、最後は涙が出るぐらい愛しかった。

昔からの友人はもちろん、2.5界隈で知り合った友人たちですら私が「桜蘭高校ホスト部の鳳鏡夜が世界で一番好き」というのは知れ渡ってまして…

舞台化が発表されたときは確か出先で、いろんな人からLINEやらリプやら来てて動悸が止まらなくなったこと覚えてる。ずっと前から舞台化してほしいと思っていたし。

 

とはいえ2.5でミュージカル、幕があくまで不安がぬぐえないわけじゃなかった。私の世代の女の子たちは桜蘭はほぼ必ず通る作品だとは思うけれど、みんなが口をそろえて私のことを「ガチの原作厨に初めて会った」というぐらい、少女漫画の原作厨って案外少ない。

世界で一番大好きな作品を新たな気持ちで見れる喜びと、もし受け入れられなかったらどうしようという気持ちがずっと行き来していて。

そんな中で初日を観劇した感想は「めっちゃ面白いけどなんでこうなった…?」という手放しで喜びづらいものでした。

原作知らなくて見に来た人もいると思うし、もちろん知ってる人もいたと思うけど、正直もっと丁寧に描いてほしいとは思いながら、でもこんな機会が何度もできることじゃないのもわかるし、ビスコ先生がTwiterでおっしゃってた「今だったらこんな展開は描かないところを修正」もわかるのでストーリーが違うことに関しては全然いいんですけど。

Twiterにも書いちゃったので書きますけど、一番ショックだったのは、ハルヒの一人称が「僕」だったこと。幻聴かと思って連番してる子に確認したけど幻聴じゃなかったし、初日終わってすぐアンケートにも書いたけど2日目で直ってなくて。

それで、本当にそれだけは耐えきれなくて思わずマチネの幕間でタグ付けてTwiterに書いたらソワレで直ってて、正直鏡夜さんしか見てなかったから2秒ぐらい反応遅れて「え?今自分って言った?直ってるwwww」ってなってから、やっぱりちゃんとこの作品を愛してくれてるのかな…?って思えたら結構他もどうでもよくなっちゃったんですよね。

今まで桜蘭高校ホスト部という作品は、漫画を原作としてドラマCD、アニメ化、実写ドラマといろんなメディア展開を経てきたわけだけれど、そのどれもがとんでもなく愛に溢れてたんです。アニメの制作者さんの話とか声優座談会でもそうだし、設定資料集のメモとか、実写のファンブックの中でのインタビューとか、どこを切り取っても桜蘭という作品を手にして私たちファンに提供する側がとっても桜蘭愛に溢れていて、だからこそ初日のハルヒの「僕」発言ですっごい落とされた気になりました。

本当は提示されたものを受け取るだけの従順なファンでいたいというか、いるべきだと思っています。だってそれが公式だから。それに至るまでの詳細な理由とか過程とか、私たちには知りえる内容でもないと思うし、究極のことを言ってしまえばそれは受け取り手である私の個人的な解釈でしかないかもしれないので。

でもこれだけは我慢できなかった気持ちを吐き出したオタクの発言(が要因ではないかもしれないけれど)をちゃんと受け取ってくれたかもしれないということは、提示する側もきっとそれ以上の愛を持っていてくれたと、おもうので…うまく言葉にできないけれど。

だって何週間も稽古して積み上げてきたものをここで壊せ、変えろって酷だと思うし。こんなこと言って申し訳ないとは思いつつも、でも、本当にすぐ直してくれたことが嬉しかったんです。

だから2日目のソワレから千秋楽まで、本当に楽しかった。私がきっと死ぬまで世界で一番好きな桜蘭高校ホスト部という作品を、令和の時代に新しい解釈として、新しい命としてこの目で見れたことが、うれしかったし感謝の気持ちでいっぱいで、最後にキャストの皆様が一列に並んだときに涙が出てきてどうしようかと思った。

やっぱ大阪行くべきだったか~!!って思ったけど今更仕方ないですね。無事千秋楽まで走り抜けられるように、お祈りしてます。そしてそのあとは円盤で壊れるぐらい見ます。笑

 

ちなみに正直なんで変えたん?って思ってるのは、鏡夜さんが去年サロン争奪戦で九瀬先輩に負けたという設定と、かなん先輩のキャラ。

「鏡夜さんは去年のサロン争奪戦は九瀬先輩には準決勝で勝って、決勝で常陸院の取引先の子にわざと負けたんで九瀬先輩には負けたことないんですけど!!!!!」って友達に言ったら「そんな細かく覚えてないわ」って一蹴されたんで、あんま重要な設定ではないかもしれない…。

かなん先輩は、原作だと「おとなしい顔して結構ひどい」だったのでキャラ違うな…という気持ち。わたしが結構かなん先輩好きだったからな。いいけども。

九瀬先輩もぶっちゃけ結構違うけどあれはネタキャラだからいいやwwwwでも九瀬先輩は嫌味だけど本当はいいやつなので、原作見てない方はぜひ!あのカップルちょー推せる。

 

さて長くなりましたが、以下キャラ別に思ったこと。

基本ほめてしかないです。だってみんなすごいんだもん。あと語彙力はない。

 

ハルヒ

歌がうまい。なんたって歌がうまい。ハルヒが音痴だったことすっかり忘れてて、歌いだした瞬間に「歌うんかい!!!うまいな!!!」って爆笑しました。

カニ食べてるとこもコミカルでとってもかわいくてとってもハルヒ

原作だとハルヒはモノグサって感じなので思ったより自我強いな~と思ってたんですが、連番した原作履修のリア友曰く、「ストーリーがあそこまでミックスされてる関係上、うまくまとめるのがハルヒに全部背負わされていて、そのせいでハルヒの自我が強くなってる」という意見をもらって納得しました。

でもふとした瞬間ハルヒです。個人的には最後の環と二人で歌う歌が大好きで、「自信がありませんね」のところが表情もしぐさも本当にかわいくて大好き。というか役者さんが本当にかわいいんだな。

あとは友達と、EDの「期待の新人 秘密は内緒で~」のところが本当に声もきれいだし、ハルヒのメロディー下がるのがいいし、とっても好きだねという話で盛り上がりました。

 

▼環

今作品キャラ完成度準優勝、スタイルも顔も声もまんま環。

ハルヒのおうちにお邪魔するとき、完成度が高すぎてびっくりしたんですが、たまにあそこで笑いが起きるのみんな同じ理由だと思ってます。「完成度が高すぎる」。

環って基本テンションが高いから、カロリー消費しそうだなって思ってるんですけど、最後までにっこにこではける瞬間まで環で、めっちゃよかった。

一回上手で見たときに目の前がツーショットタイムの時間で、会話が全然別の人になっているのに隣の姫全力で口説いててとっても環でした。足が長い。

シャワーのシーン、何回見ても絶対笑うからあれは本当に天才だと思う。

 

▼鏡夜さん

存在していてくれてありがとう。この言葉に尽きる。

鏡夜さんって眼鏡キャラ故に実写じゃないと細かい表情が見れなかったりします。なので今回は様々な角度で、できるだけ表情に注目してみようと思ってたんですけど。

全部よかった…個人的に好きな表情は、ビーチで雨が降ってきたときの「!?」みたいなシーン、サロン争奪戦の「お前は王冠を」の後の環の発言を受けた時のほほえみ(下手からしか見れなかった…)、王冠争奪までの環を心配する表情から、とったときの安心した顔。

舞台じゃないと見れないなと思ったのは、ヴェニスの船の上でハルヒにみんなで「!?……ほら、パスポート持ってないから…」ってなる驚いた顔と、ビーチでハルヒを引き上げた環に息を切らして駆け寄るところです。クールな鏡夜さんも好きだけど、舞台では環とハルヒのこと大切にしている気持ちがわかってすごくよかった。

ハニー先輩とモリ先輩がヤンキーを追うときに後ろをついていく鏡夜さんが環とハルヒが飛び込んだところに目線やるのもとっても好き。

それかられんげちゃんの曲が始まって、アンサンブルさんに戸惑う鏡夜さんもめちゃくちゃ大好き。

あと鏡夜さんがバチバチに踊るのとっても面白かったんですけど、なんだかんだあの人も庶民とかけ離れているしホスト部の人なので、あの中にいると常識人に見えるけどそうじゃないってところも多いから、そういう体現の意味でもとっても良かった。

鏡夜さんのことがまた大好きになれて、本当にうれしかった。

本当は環と目を合わせてるところとか、こっそり後ろで踊ってるところとか、みんな大好きベッドシーン(語弊)とか、ハルヒの初接客の時の表情とか、ほとんど鏡夜さんの事を見てたので好きなシーンありすぎるんですけどそこまで書くとガチで1万字超えそうなので止めておきます……。

 

▼双子

なんでガチの双子なのに声をそのまま声優さんに寄せられるのか本当にわからないぐらい似てて驚愕した。特に馨のカニ食べてるハルヒを諭すシーンのセリフ、マジ藤田さんwwこの二人も歌がうますぎて、バスケ部のシーン、直前の「あ!やっちゃった!」ってめっちゃふざけてんのに、「いや僕こそお前~」でバチバチにハモって来るの、うますぎて面白いwwwwきれいなんよ歌がwwww

そして舞台で兄弟愛営業見せられるのなんか…とっても…気まずい気持ちになりますね…!?本物だ~!という歓喜の気持ちと照れくささとかわいさでどうにかなりそうでした。とってもよかった。

 

▼ハニー先輩

いっつもゆらゆらしてて超かわいいハニー先輩!ハニー先輩はTHE二次元キャラで実写にしづらいと思うんですけど、上手に昇華しててとっても良かった。

ブラックハニーはほんとに怖い顔してて、メイクでキラキラかわいい顔してるのにすっごい怖い顔するから笑っちゃったwww

個人的に好きなシーンは、ハルヒんちの鍋の時にケーキとってきてゆらゆらしてるところ。持ってきた土産のまんまだったのでおそらくあのホールケーキ一人で食べそう、ケーキ大好きうきうき感がとっても出てて好き。

あとは「みんなにごめんねしよ?」の曲がとっても好きなんですけど、椅子に立って歌うハニー先輩の顔がとっても優しくて好きです。

 

▼モリ先輩

思ったよりしゃべっててよかったwwwwwwwwwwwwww

舞台化するって聞いたとき、話によってはセリフ一言とかありえるなって思ったので本当によかったwwww

加藤さんは明るい役をやっているイメージなのでモリ先輩なのびっくりしたんですけど、優しい顔でハニー先輩を見つめててとっても良かったな。

個人的に好きなシーンはブラックハニーを諭したらカウンターもらって床殴るとこ。折れるの早すぎて笑ったwwww

あとはハルヒにごめんねしよ?の歌のところでハルヒの顔の前に手を持っていく振付と「心配したんですか?」「うん」のときの優しい顔がとっても良かったです。

 

蘭花さん

かわいくてきれいで歌がうまくて面白い最高のパパでした。蘭花さんの好きなシーンは断トツで歌うところ。大事なシーンの合間合間で盛り上げてくれるのに、決めるところはしっかり決めてくる。初日にあの歌を聞いたとき、自然に泣きそうになって慌てた。だって琴子さんあての歌が入ってくると思わなかったから。

今だって思い出して泣きそう。「素敵なレディよ」の優しい声と「だから心配はいらないわ」の力強さで全部持っていく感じが本当に心打たれました。

蘭花さんって本当に、しっかりお父さんなんですよね。お母さんなところもあるけど、ハルヒのことすごい愛してて最高の父親。舞台でもハルヒのこと大好きな気持ちがとってもあふれててすごい良かったです。

 

▼れんげちゃん

今作品間違いなしのMVP。キャラ完成度高すぎて本当にひっくり返った。

口を開いても動いても歌ってもれんげちゃん。天才。しかも顔だけじゃなく爪の先までかわいい。爪の先までかわいすぎて前の席なのにれんげちゃんのこと双眼鏡でめちゃくちゃ見てしまったぐらい好き。

個人的に好きなシーンは…全部好きだわ。れんげちゃん出てるシーン全部好きだったわ。出てくるときの「ごきげんよう~!」の時本当は手を振り返したかった。声出してよかったらでかい声でれんげちゃんにコールしてたかもしれない。コロナのおかげで命拾いしたな(私が)。

ちゃんと現代オタクになってるのも面白くって、歌いだしが「本気で沼に落としたい、なら…」なの本当によかったwww連載当時のゲームといえばPS2とか主流でしたけど「SSRカードは課金」って言ってたからスマホになったんだなうきメモwwwwww

「ひっこめ小姑…!」って漫画の細かいコマまで再現されてて本当にうれしかった…!!

 

▼猫澤先輩

ネコちゃん先輩はしゃべり方がとってもネコちゃん先輩だった…!しかもどっちも見れて嬉しかったwww叫んで逃げ出すの舞台で見るとあんなおもろい!?ってなるぐらい必死の叫び声で最高でしたね。あと、黒装束来てないときのネコちゃん先輩、色が白くて本当に日の光を浴びない闇の王子様みたいでめちゃくちゃ顔がきれいだった。

ストーリー的に猫澤先輩すごい出てくるものあんまりなかったのに、舞台では存在感がすごすぎて面白かった。れんげちゃんとサロン争奪戦の司会をするときに頷きあうところ、とっても好き。

あと、個人的にベルゼネフの質感が普通の布じゃなくてふわふわだったのがかわいくてとっても良かったです。

プライベートビーチの時の背景もちゃんと猫の崖になっていたし、細かいところも再現されててとっても良かった。舞台第二弾あるならきりみちゃんの話やってほしいな。地味に猫澤家メイドの呉竹さんが好きなのでぜひ舞台で拝見したい…www

 

▼九瀬先輩

ビスコ先生のツイートで気づいたんですけど、銀髪だったことが違和感ないぐらい、九瀬先輩だわ…ってなりました。いやあんな「ナイスシトラァス…」とか言わんけどwwwwwネタキャラ過ぎて本当に面白かったwwww

九瀬先輩は鏡夜さんにだけ異様に嫌な奴(?)だけど、かなん先輩とラブラブでかわいいし、鏡夜さんもなんだかんだ九瀬先輩のこと嫌いとは思ってないぐらい(たぶん雑に扱っていいおもちゃとは思ってる)の仲良しなので、その3人を見れたのがとっても嬉しかった。後ろのスクリーンで3人の関係を「幼馴染」ではなく「なかよし」と表記していたのがかわいかった…なんだかんだ鏡夜さんも楽しんでるんだよな。笑

個人的に好きなシーンは一生笑いながらはけていくところですwwwwなんなんwwwwホント好きwwww

 

▼アンサンブルの方々

衣装7変化どころか20変化ぐらいしてるんじゃないかってぐらい忙しい舞台で本当に尊敬する…!

個人的に好きなのはサロン争奪戦最初の脅迫状のくだりの前の仮面付けてみんなで出てくるところ。音圧もダンスもすごくて、きらびやかで、なんなら全体通してあそこのシーンが上位TOP3に入るんじゃないかってぐらい好き。

あとは双子の喧嘩シーンの後ろで、双子が注文したものに対してみんな表情豊かで楽しんでるところがとってもかわいくて好き。ピザっていわれてピザをお皿に乗せたのに…みたいなところとか、隣の方とニコニコしながら調理器具とか皿とかを操作?してて、どこ見ても楽しかった、あのシーン。

それからアメフト部部員が九瀬先輩大好きすぎて本当に面白かったwwww

常連女生徒やったり黒子やったり撮影スタッフやったりモブヤンキーやったり本当にドタバタだったと思うんですけど、どれもこれも見ごたえあって私に目が2つしかついてないの呪いそうになりました。

 

▼その他

衣装のクオリティが本当にすごい。素材も種類も見え方もめちゃくちゃこだわってて、特に私は桜蘭の女子制服が大好きなんですけど、生地の色からリボンの大きさから袖の膨らみ方からスカートの広がり方まで理想的で本当に素敵だった…。

あとはキャラの私服もマジでそのままで、初日笑っちゃったもん。ヴェニスの衣装もとってもきれいだったし、着替えの時間とタイミングの問題だと思うけどハルヒすぐ着替えちゃってマジでもったいなかった…!もっと見たかったよ~!!

最初に出たビジュアルがれんげ登場回の浴衣(着物?)だったので、すっかりその話やるのかなと思って構えていたら、本編にはあの衣装登場しないという…どれだけサービス精神あるんだ…。

それから曲もとっても良くて、ハルヒと環が一緒に歌う雷のところと最後のところはハモリもきれいでずっと聞きたいって思った。サロン争奪戦からの脅迫状の歌もいいし、ごめんねしよ?の歌もすごい好き。語り切れないぐらい曲どれもほんとに好きだけど、やっぱりOPとEDになってるテーマ曲が一番好き。

サビの「いらっしゃいませ ようこそ」っていう入り方が第三音楽室の扉を開けたらバラが舞ってきて7人がいる感じがあってうれしくなるし(ドラマとかアニメのアレ)、「after schoolに恋して」って歌詞がとっても好きで、放課後にみんなが集まって楽しい空間が生まれてる、みたいな感じで、本当に聴いてると笑顔になった。

 

 

改めて書いてみたけど相当気持ち悪い文章で…ここまで読んでくださった方いたら、お目汚しすみません。

でもまあTwiterにも記事の最初にも書いたんですけど、

桜蘭は私の人生で一番大好きで大切な作品で、それでもやっぱり過去のものだから、令和になってこの時代にまたこうしてコンテンツが動いたことが本当に奇跡だと思っているんです。

オタク同士で会話する中で「今までで一番好きなキャラ誰?」と聞かれて、過去15年ぐらい~今まで確実に「桜蘭高校ホスト部の鳳鏡夜さん」と答え続けてきました。連載が終わっても、己の推しジャンルが変わっても、毎年毎年11/22は鏡夜さんの誕生日を祝い続けてきたし、ノリで決まった推しフォトウエディングも当たり前に鏡夜さんで、周りも周知の事実で、この世界中の誰かの気持ちにかかわらず、私は鏡夜さんが、桜蘭が、本当に本当に大好きなんですけども、それを今この時代に、新しい気持ちで新しい命を灯してくれた運営さんにもキャストさんにも感謝の気持ちでいっぱいです。

カーテンコールでハルヒ役の山内さんがおっしゃってましたけど、「桜蘭にかかわる方は愛がいっぱい」、この舞台でもそれを感じることができて本当にうれしかった。どこを見ても愛に溢れている作品を、私も愛することができてよかった。

また、この世に鏡夜さんを生み出してくれた葉鳥ビスコ先生にも改めて最大限の感謝を。

千秋楽のカーテンコールで「終わらないで…」って思いながら泣いたし、規制退場中に「終わっちゃった…」て泣き出して友達に白い目で見られたんですけど、それぐらい本当に大好きが詰まった東京公演でした。

一緒に連番してくれたお友達もみんな本当にありがとう。

 

こんなご時世ですが、何事もなく無事に大阪公演も走りぬけられますように。

そして、わがままですけど舞台第2弾があるのをいつまでも、いつまでも待っています。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

ちなみに驚異の8000字超えです。お疲れさまでした。

舞台「憂国のモリアーティ」case2 感想

今回も原作ほぼ未履修(になってしまった)、原作及びBBCシャーロック・ホームズが好きな女による憂国のモリアーティの感想です。

 

1.私、原作未履修の「シャーロックホームズ好き」です。「シャーロキアン」とは言えないレベルの好きです。一番好きなシャーロックはBBCSHERLOCKですがコナンドイルの本も多少読んでます。たいていの知識はそこから。

2.以下、盛大なネタバレを含みます。まだ観劇になってない・ネタバレを踏みたくないなどネタバレが嫌な方は自衛してください。

上記、ご承知いただける方はスクロールをお願いいたします。

 

あと気絶寸前のベッドの上で書いてますので日本語が変でも許してください……。

お読みの際は自己責任でお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


前回の舞台を見てから今回のを観るにあたり、アニメ履修しようと思って観始めたところに私が中国へ気持ちを飛ばしてしまったので、結果的に私がアニメで観たところはほぼやらない……という結果になりました。うける。

(船の話です。最初にサラッとあっただけ。)

前回の感想は以下からどうぞ。

舞台「憂国のモリアーティ」感想 - あまくて にがい

 


漫画は読んでいないので、まあ結局またもわたしの原作及びBBCのシャーロックの知識に頼るしかないので、感想がまたとんでも方向へ行っていても気にしないでください。

 


1幕:緋色の研究

記念すべきコナン・ドイルの初めてのシャーロックの話。もう始まった途端「緋色の研究だ〜!!!!」ってニヤニヤが止まらず、マスクがなければ不審者として通報されていたと思います。

前回の感想でシャーロック・ホームズの性格が俗物的だ(というとなんか変だけど、思いつかない)という話をしていたんですけど、今回のシャーロックはより私の知っているシャーロック像に近いというか、とてもシャーロックだなぁと思って本当に良かったです。

原作通りの「全ての不可能を除外して最後に残ったものが如何に奇妙なことであってもそれが真実となる」、何回聞いてもにこにこしちゃう。

 


BBCでも緋色の研究(正式にはピンク色の研究)、とても大好きな話です。

憂国のモリアーティはもちろんモリアーティが主人公なのでこれはcase2という舞台第2弾ですが、モリアーティが「主人公を彼にする」と決めるための始まりの話、つまり第1話目が緋色の研究なのは本当に本当に本当に、その通りと言わざるを得ない。わかるよお。天才だよお。

 


シャーロック原作を読んだことない方に一応説明をしておくと、シャーロック・ホームズという小説はワトソン博士のシャーロック伝記というていで始まるので、あの後小説を書き出した挙句「ペンネームはコナン・ドイル」と言い出したのが、もう本当に面白い。

 


この現実世界ではコナン・ドイルがワトソン博士というフィルターで小説を書いたのに、モリアーティの世界線ではワトソン博士がコナン・ドイルになって小説を書く。すごく不思議で、でもそれが正しいはずの、なんとも奇妙な面白さ。

 


1幕の間はずっと「シャーロックだなぁ……とってもシャーロックでいいなあ……」と思いながら見ていました。

最後の引き金を引く引かないのジョンとのやりとり。たとえジョンが居なくたって、シャーロックは人を殺す事は無かったとは思うんですけど。

いつだって、シャーロックにとって本当に最後の命綱で居てくれるのはジョンで、ジョンが居るからきっとシャーロックも天使の側でいられる。そんなやり取りをまた観れたのが、とてもとても嬉しかったです。

 

 

 

2幕:ジャック・ザ・リッパー

で、問題は2幕よ。

ジャック・ザ・リッパーは実際に19世紀にイギリスで起きた事件です。

当時、シャーロック・ホームズはリアルタイムで人気の小説だった為、なんか色々世間様からの期待があったようですが、結局の所コナン・ドイルはシャーロックシリーズの中で正式にジャック・ザ・リッパーを登場させた事はありません。

(なんか色々考察とか二次創作はあるけど割愛)

 


なので、コナン・ドイルが書いたシャーロックにジャック・ザ・リッパーが出てこないにも関わらず、2幕でジャック・ザ・リッパーの話が出てきたため、「まあ……モリアーティが主人公だし………………シャーロック関係ないし……」とは思っていたんですけどすごく見ててモヤモヤするというかなんというか……。

 


いやいいんだよ、全然いいんだよ。だってシャーロックを元ネタにしてるだけだし、そんなこと言い出したら、違うところいっぱいあるからいいんだけど。

 


何となく、本当に今までどの話もめちゃくちゃシャーロックオマージュがちゃんとしていたので、あ、そこはやるのか……という気持ちだったんです。

 


ところがよ!!!!!!!ところが!!!

様々な事情が重なり合った結果、シャーロックはジャック・ザ・リッパーの謎を完全に解き明かしているにも関わらず、それによって不利益を被り無駄な血が流れるのを防ぐ為に、ジョンに「これは公表出来ない」と事情を説明、ジョンも「小説には出来ないな……」と。

 


あ〜〜〜!!!!疑ってすみませんでしたぁ!!!!!!!!!って思って両手を地につけて頭を下げたくなった。

なんだよめっちゃ天才じゃん………………。

 


結局のところコナン・ドイルが何故ジャック・ザ・リッパーを題材にしなかったのは特に調べてないしわかんないんですけど、そういう理由付けをしてくれるのって、こう主人公の視点を変えてみて、さらにそれをエンターテインメントに昇華してくれているんだなあ、と。憂国のモリアーティという作品は、本当にシャーロックの事が好きな人にとっても楽しく観れるものだなぁと改めて感じました。

 


でねえ、こんな事言うの何なんですけど。

やっぱり私の中でモリアーティは敵なんです。

ずっとシャーロックの事が好きだったから。

最後に勝つのはシャーロックなんだから!(これはまじで結果論)って、ずっとずっと思ってはいるんですけど。

 


最後にウィリアムがちょっと切なげにシャーロックを呼んだ時、きっと彼はその終わりがしっかりと見えていて、本当にこんなことが無ければ、きっと2人は友達になれたのになあという気持ちですごく胸が痛くなりました。

モリアーティが居なくなったあと、シャーロックがどんな気持ちになってると……つまんないって言ってたぞ……()

 


実際のシャーロックとモリアーティ教授もそうだったかと言われるとちょっと難しいかもしれませんが、結構ドラマなどで題材にされる際のモリアーティ教授は基本的にシャーロックにクソデカ感情抱きがちなので(幻覚か?)、いけるんじゃないかな。

 


あとは全体通して舞台装置が本当にすごかった。

6月まで刀剣乱舞でイケメン回転寿司してた〜とか友達と笑い話してたんですけど、モリステもなかなか回転寿司やってましたわ。

セットが大きく変わる訳では無いのに、見応えは何倍にもなっていました。

結構全体観ようとしても目が足りない!と思うぐらい激しい。改めて、舞台とはすごいなあと思った次第です。

 


怪我のないように、無事残りの公演も駆け抜けられる事を祈っております。